復讐の皇后・第45話のネタバレと感想｜comico

comicoで連載されている「復讐の皇后」第45話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第45話のネタバレ

パトリィツァの怒りに対して、ペトロニラは得るものがあったからだと説明します。 もし断ったとして失うものもなかったかもしれないけれども、政敵の中心部であるエフレニー公爵家を自分が管理すること、つまりスパイとして動くことで、エフレニー公がパトリィツァに敵対する理由が分かるかもしれないと言うのです。

パトリィツァはその言葉に、希望が見えてくるような気持ちになります。 しかし公爵家の家を預かるという代役を、経験のないペトロニラにできるのかどうかという心配もあるようですが、心配には及ばないとペトロニラは返事をします。

そんなペトロニラの覚悟にも似た様子に、パトリィツァは感情的に怒ってしまったことを謝ります。 そしてパトリィツァは、ローズモンドに動きがあったことを話します。

 

領地に出向くことは決して不自然なことではないのですが、どこか腑に落ちず、些細な変化が気になります。 パトリィツァが精神的に敏感になっていることを悟ったペトロニラが、気を休めるよう言葉をかけますが、それができないのだとパトリィツァは打ち明けます。

 

あの日から眠りが浅いだけでなく、降り注ぐ弓矢から逃げ惑うも、追い詰められたあげく、痛みを感じる夢を毎日見ているというのです。 そしてローズモンドの笑い声が響くなかで死に、ようやく目が覚めるのでした。

パトリィツァがそんな辛い状況にいるのに、自分は何もできないことをペトロニラは泣きながら謝ります。 ペトロニラや家族が生きてくれさえすれば自分は大丈夫だとパトリィツァは言い聞かせていました。

 

ベイン宮では侍女たちが出発の準備をしています。ローズモンドは持っているティーカップを無心に引っ掻いています。 しばらくすると落ちつき、侍女に手紙を渡し、いつものごとく読み終えると燃やすようにと伝言を託します。

 

翌朝、ルシオに見送られながらローズモンドは出発しました。デロウ男爵家は遠いため、どんなに急いでも数週間は戻ってきません。 ローズモンドがいないことで、どこか感じていた痛みがとれ、彼女の存在がどれほど自分を苦しめているのか感じていたパトリィツァでした。

 

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復讐の皇后・第45話の感想

パトリィツァがどれほどの苦しみを抱えていたかよく分かるストーリーでした。 前世でも自分たち家族を苦しめてきて、現在でも色々な手を使って自分を殺そうとしているのだから当然のことではありますが、これほどまでに追い詰められているとなると、何か良い流れが待ち遠しいですね。

ローズモンドが侍女に渡した手紙の内容と渡した相手が気になります。 あの侍女の反応を見ると、渡していないか、もしくは手紙は燃えずに残っているのではないかと期待してしまいました。 ローズモンドが自分の家族と会うことで、ルシオとのつながりや抱えてる闇が見えてきそうなので、続きが楽しみです！

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