アシガール・第112話のネタバレと感想｜ココハナ12月号

2021年10月28日発売の「ココハナ」12月号に掲載されている「アシガール」第112話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

アシガール・第112話のネタバレ

唯は人質の身でありながら機転を利かせて天丸を現代に避難させ、しかも信長を感服させて黒羽の領地を取り戻してしまうという大手柄を挙げます。

この噂はまたたく間に民の間にも広まっていきました。

これまでは変わり者と囁かれていた唯でしたが、ここにきて民からの人気は一気に急上昇です。 唯のことを尊敬をこめて「黒羽御前」と呼ぶ者もいれば、「福の神」として崇め奉るものまで出てくる始末でした。

唯もすっかりその気になって民たちに声かけをし始めています。

 

今回の大手柄の影の立役者である尊は、唯の調子の乗りっぷりが面白くありませんでした。 しかし彼は現代に帰る前に戦に使えそうなものの作り方を出来る限り書き残していきたいと考え、そちらのことに大忙しです。

唯はそんな尊を見て、"冬休みにでもまた来たらいいだろう。"と呑気なことを言い出します。

"田舎の親戚の家に遊びに行くのとはワケが違うのだから、そう易々と行き来できるわけではないのだ。"と説明する尊ですが、唯はまったくそのことを理解してくれません。 "今度のクリスマスには若君と一緒に帰る！"と勝手にワクワクしています。

 

羽木家が去って2年…黒羽の領民は相賀の悪政に苦しんでいました。 そのような中救援に駆け付けた天野信近の姿を見た領民たちは、涙を流して喜び安堵します。

その後若君までもが帰還し、民たちはますます活気を取り戻しました。

無残に焼けた城の残骸もほぼ片付き、その上に建てられた借屋にて…2人は天丸の帰りを待ちます。

灯された火の灯りに照らされ、天丸を抱っこ紐で抱いた天野じいが現れました。 2人はものすごく軽い感じで黒羽の地へと帰還します。

しかし…ここで大問題が発生。

涙目になって天丸に駆け寄る唯でしたが…天丸は唯を見てプイッと顔をそむけたのです…！ 一ヶ月離れている間に…なんと唯は天丸に人見知りされてしまったのでした…。

 

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アシガール・第112話の感想

この時期特有の赤ちゃんの人見知り…普通は母親にばかり懐いてそれ以外の人に人見知りをするのですが、唯の場合は逆になってしまったようです。 しかも天丸…天野じいのことを「じーじ」と呼んですっかり懐いているようですね～。 おしゃぶりも抱っこ紐も、こっちの世界だと妙に浮いて見えますが、天野じいが抱っこ紐してもあまり違和感がないのが面白いです。

さてさて、ひと段落した唯たちですが、波乱の爪痕はまだまだ深く残っています。 黒羽の地を再び活気づかせるため、これから忙しくなることでしょう。 民に認められ始めた唯にもいろいろとできることが増えたはずです。 これからの彼女の活躍に大注目ですね！