今どきの若いモンは・第167話のネタバレと感想｜サイコミ

「サイコミ」に掲載されている「今どきの若いモンは」第167話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

今どきの若いモンは・第167話のネタバレ

不敵な笑みを浮かべる赤巻専務から呼び止められるゲン…。

ゲンがやや怪訝そうな表情で振り返ると、赤巻専務は唐突に"部下を育てるなんて随分仕事熱心だな。"とゲンを褒めてきました。 さらに、"怠け者で有名なゲン君が…！"と大声で笑いながら手を叩いています。

しかしその直後、赤巻専務は不気味なほどに瞳を大きく見開いて、至近距離でゲンを凝視してきました。 "わかってるよね…?"そう脅しのような言葉を浴びせてくる赤巻専務…。

ゲンは赤巻専務の気味の悪い表情に一瞬怯みながらも、"ちゃんとわかっているし、不自然過ぎるのも良くないと思っている。"と答えました。 さらにゲンは、"あの娘が何をやったとしても大した影響は出ないし、万が一良くなり過ぎるようならその時はちゃんと潰す。"と言い放ちます。

 

麦は高級ホテルとビジネスホテルを例に出して、両者のどちらを選ぶかはその人の「予算」「目的」「状況」次第であり、そこに「優劣」は存在しないという答えに行きついていました。

つまりそれはホテルという業態は同じでも、利用者側の需要は競合しないということを意味します。

東城丸井は、この例の高級ホテルと同じです。 彼らが売りにしているのは、「高品質」「高価格」「丁寧な接客」。

これらはすぐにマネできるモノでもありません。 同じ路線で勝負したところで、勝ち目なんか鼻からあるわけがないのです。

このことから麦は、自分たちが売りにするべきものは「他を圧倒できるほどの低価格」だという答えを導き出します。

しかしただ低価格を推しただけでは、すでに超王手GMS「メガトン」やヨツバ系統の「スタイル」といった先駆者がいるため、そこに参入の余地はありませんでした。

麦たちが目指すのは、「低価格かつ高品質」という未知の領域です！ さらには商品をアピールするために、目を引くインパクトのある企画力も要求されます。

麦は前代未聞のチャレンジを前に一瞬怯みはしますが、すぐに過去データを洗って突破口を見つけ出そうとデスクに向かうのでした。

 

昼休みも返上して過去データを睨みつける麦…。 就業時間も過ぎ、気づけばオフィスには麦以外の社員は誰もいなくなっていました。

こうまでして考え抜いても、超大手に太刀打ちできるような突破口はなかなか見つかりません。

しかし麦はふとゲンが"祭りの次期はこの辺の地域一帯がうるさくなる。"と話していたのを思い出します。

麦は「お祭り」というワードに一筋の光を見出したようで、声をあげて"これだ！"と叫び何かを思いついたのでした。

 

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今どきの若いモンは・第167話の感想

カレンダーを見て「これだ！」と叫んだ麦。 開いているのは3月のページでした。 3月…ってひな祭りくらいしか思い浮かばないのですが、それが突破口になるのでしょうか…？

にしても専務のドアップのホラー顔のシーンがインパクトありすぎて頭から慣れません…。あれはもはや顔芸のレベルです…。

ゲンがもし万が一良くなり過ぎるようならその時はちゃんと潰すと発言していた言葉に何か含みを感じますね～。潰すというのはもしかして専務に対する言葉なんじゃ…？