顔に泥を塗る・第33話のネタバレと感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「顔に泥を塗る」第33話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

突然やってきたイヴの父。とりあえずイヴは駅まで父を迎えに行き、自分の家へと招きます。

2人が会うのは実に一年ぶりのことでした。
イヴがメイクや女装をしていることを察した父は、一体誰に似たのだかと呟きます。実はイヴの母・アンジェラは普段からあまりメイクをしない女性だったのです。

父はアンジェラからお土産を渡すように頼まれてると言い出し、イギリスの名ブランドのメイク用品を取り出しました。それを見た瞬間、イヴの表情はパッと明るくなり途端に上機嫌になります。それは限定品で、イヴが欲しかったのに手に入れられなかった品でした。

実はこのメイク用品は、両親がロンドンに遊びにいった際に購入したものなのだとか。離婚寸前だった2人が一緒にショッピングに行ったという話を聞いて、イヴは驚きます。

すると父は、アンジェラの精神的な病気の状態が良くなったから離婚を先延ばしにすることになったのだと打ち明けてきました。 さらに父は、イヴが大学卒業後に国籍を選択してから離婚をしたほうがいいだろうと言い出します。

父は呉服屋を営んでおり、イヴにその店を継いでもらいたいと考えています。 なんだか離婚できない理由に自分が使われている感じがして、不快になるイヴ。

イヴは自分の進路の方向性をすでに見定めていました。彼は心理カウンセラーに興味を持っている様子。 しかし父親は、"心理カウンセラーになったからといってアンジェラの心の病を治せるわけではないぞ。"と辛辣な意見を述べてきます。

イヴは言い返すように、あんな状況の妻を放っておいて仕事のことばかり考えている父を心から軽蔑していると言い捨てました。今すぐ離婚をしてアンジェラを解放すべきだと話すイヴ。

父はそんなイヴに激怒します。 さらに彼は、離婚を先延ばしにしたいと言っているのは自分ではなくアンジェラのほうだと打ち明けてきました。

父いわく、女性というものは心の中ではしっかりと自分の保身の道を見定めているものなのだとか。 その言葉で、イヴは思わずハルからなかなか離れられずにいた美紅のことを思い出してしまうのでした。

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なんだか最初はそんなに確執があるようには見えませんでしたが、思いっきり確執の塊みたいな感じでしたね。イヴがオシャレをし始めたのはもしかしたら服装や見た目に厳しすぎる父親への反抗心がきっかけだったのかもしれません。 と、イヴは以外にもメイクの道に進む気はないんですね～。その辺は少し意外でした。

顔に泥を塗る・第34, 35話のネタバレと感想｜ゼノン

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