弱虫ペダル・第684.5話のネタバレと感想｜週刊少年チャンピオン

「週刊少年チャンピオン」に掲載されている「弱虫ペダル」第684.5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ついにエース対決を残すだけとなった、箱根学園伝統の追い出しレース。葦木場に対抗するために真波が用意したアシストとエースは、高田と新開。激しいレースが繰り広げられると思いきや、今回の舞台は箱根学園、ではなく箱根学園のすぐそばにある野川文具店です。

この文具店は学校の目の前にあり、生徒の希望に合わせて商品展開をしている人気店でした。この店の店主は野上倖二郎、42歳。品ぞろえには自信のある彼がふと思い出したのは、1年前の春にやってきた客です。

静かに入ってきた箱根学園の男子生徒(福富)はぐるりと店内を見渡すと、何も買うことなく立ち去ろうとしました。その背中を思わず野上は追いかけます。品ぞろえには自信がある彼は、次々に福富の求めそうな商品を取り出しますが、彼はなかなか首を縦には振りません。

欲しいものは物ではないと言われて、余計に戸惑う野上。そこにやってきたのが福富の友人、荒北でした。実は福富が探していたのは、レースの計画表をコピーするためのプリンターだったのです。
野上文具店のプリンターは柱の陰にあり、少しわかりづらい場所にあります。若干イラつきながら入ってきた荒北は、福富とともにプリンターの前に立つとコピーを始めました。

久しぶりに来たと笑いながらコピーをする荒北の横顔を見て、ふとまた野上は思い出します。
それは今から2年前のこと、突然リーゼント頭のガラの悪そうな男子生徒(荒北)が飛び込んできました。入ってくるなり、彼は"一番切れるハサミを寄越せ。"と大声で叫びます。

まさか人を傷つけるつもりじゃと不安になった野上にリーゼントの荒北は、"ハサミでこれを切る。"と立派なリーゼントを指差しました。今思えば、あの時のリーゼントの男子生徒は、荒北とよく似ています。髪はさっぱりと短くなり、目つきもどこか優しくなっているため、すぐに気付くことができませんでした。

そんな懐かしい思い出を思い出しながら、野上は今日も文具店のカウンターで彼らの来訪を待っています。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

今回は2年生の頃の荒北と福富の話でしたね！
ちょっと見づらいのは仕方がないですが、ちらりと見ただけで諦めちゃうのは福富らしいです。店先にでかでかとコピー1枚10円と看板が出ていたのにプリンターが無いと思うあたりは本当にさすがだと思ってしまいました。それに1年生の荒北、やっぱり可愛いですね！今もなかなか強面ですが1年生の時はなんだか頑張っている感じがあります。
そんな2人もいまや追い出しレースに参加する3年生になりました。一体レースの結末はどうなるのでしょうか？