顔に泥を塗る ・第39話のネタバレと感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「顔に泥を塗る」第39話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

美紅がイヴのことを好きなのは、誰が見ても明白でした。 イヴ自身も美紅の好意に気が付くほどです。

そんな中で発したイヴの告白の言葉。 "好きって認めてほしい。"

美紅はそんなイヴの言葉に、"うん。"と一言答えて彼の手を取ります。

直後イヴは、告白が成功した喜びをじんわりと感じて胸がいっぱいになりました。
しかし美紅のことだから友達として好きという意味だと勘違いしているかもしれないと不安になり、イヴは確認をとろうとします。

しかしその前に美紅が頬を赤らめながらイヴの手を強く握り返してきたことで、イヴは彼女の気持ちが男女としての好きであることを察するのでした。

2人はようやく素直に気持ちを通わせることが出来、嬉しさと恥ずかしさから長い間手を繋いで互いを見つめているのでした。

一方で美紅のマンションの前には、美紅の兄・悠久(はるひさ)と鬼頭の姿がありました。
鬼頭は悠久に対して、バーステーカードとディナーのお誘いメッセージを手渡してきたようです。

やたらと悠久に絡んでくる鬼頭を、気色が悪いと一蹴する悠久。
すると鬼頭は、これまでの不審な行動の理由をついに明かします。

悠久の両親は離婚済みで、母親はその後鬼頭の父親と再婚。 悠久は母親と絶縁状態で、彼女のことを憎んですらいました。

しかし一方で鬼頭は血のつながりはなくとも、母親のことを慕っていました。

ですが母親は決まって1月25日の誕生日になると一人で外出してしまい、そのことを疑問に思った鬼頭はある時母親の後をつけることにします。

すると母親は都内のレストランで毎年2人分の席を予約し、悠久のことを招待しているのがわかりました。 実は、母親と悠久は誕生日が同じだったのです。

鬼頭はここで理解します。
母親は自分たちに祝われるよりも、悠久の誕生日を祝うことを優先している。

しかし悠久のほうは毎年贈られる招待状を無下にし、母親からの誘いに一度ものったことはないのでした。

母親が今も尚執着する悠久とは一体どんな人物なのか気になってしまった鬼頭は、こうして彼にコンタクトを取るようになってきたのだと言います。

しかし、悠久は怒りと憎しみを露わにした表情で、"絶縁した親から毎年連絡がきて迷惑していたのに、今度は息子まで直接誘いに来やがった！"と大声を出します。

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鬼頭がちょっかいをかけてくる理由がやっと明らかになりましたね。鬼頭からしたら自分が慕う母親が一番大切にしている子供が他にいるのですから、そりゃ気になって仕方ないかもしれません。しかしそこで嫉妬心を顕わにするというよりも、まずは仲良くなってみようと試みる鬼頭は人間できてるほうだなぁと感じてしまいました。今の状況だとどちらかというと心が不安定なのは美紅のお兄ちゃんのほうですね。

顔に泥を塗る・第40話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ コミックシーモア

恋人としての新たな一歩をスタートさせたイヴと美紅。しかし美紅の母親は、未だに美紅と悠...