カノジョは今日もかたづかない・第23話のネタバレと感想｜FEEL YOUNG 9月号

「FEEL YOUNG 9月号」に掲載されている「カノジョは今日もかたづかない」第23話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

職場の新人たちに圧倒され、思わず実家に戻ったあいなに抱き着いてきたのは妹のえるでした。歳の離れた妹に恰好良い姿を見せたいあいなですが、自分よりもしっかり者のえるに余計に劣等感を刺激されてしまいます。それでもなんとか、良いお姉ちゃんを取り繕うあいな。

そこに深川からの電話があり、えるに深川と一緒に住んでいたことを知られてしまいます。焦って訂正しようとするあいなですが、えるはからかうことをやめません。思わず"子供なんだから"と口にしたあいなを前に、えるは静かに涙を零して–––––––⁉

最近よく年下上司とか、年上部下とかいう言葉を聞くようになりましたよね。年齢や勤務期間を元に職位を決めるのではなく、実力を元に職位を決めるのが主流になったせいだと思います。 もうすでにこの考え方はある程度受け入れられてきていますが、やっぱり自分より若い人の実力が高いと気になりますよね。なんだか自分がいらなくなってしまったような感覚。あいなもそんな感覚に悩まされているようです。 しかも、妹のえるは歳が離れているせいか、あいなにとってはずっと子どもでした。そんな妹の成長した姿、嬉しいような辛いような、でも今のあいなには辛いものでしかなさそうです。

現在、妹のえるは高校生です。世間一般で見れば、十分子供。でも、もう自分で将来を選択することも、自分がする行動について理解することも十分出来る年齢です。子供と大人の狭間の時間って一番楽しくて、一番悩む時間ですよね。 そんな時間にいるえるは一体なぜ涙を流したのでしょうか？受験を前にして不安という様子ではありませんでした。それに家族との関係も悪くはなさそうです。

それなら思いつくのは恋愛関係ですが、えるの身に一体なにが起きているのでしょう。あいなの存在がその涙の原因を解決するきっかけになればいいですね。

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今回は考えさせられる内容でしたね。いつまで経ってもあいなにとって歳の離れた妹のえるは可愛い存在です。しかし、時間が経てばえるも成長して大人になっていく。そんな成長していくえると成長していない自分の間で苦しむあいな。次回、どうなるのでしょうか？

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