信長のシェフ・第259話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「信長のシェフ」第259話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

織田信長の働きかけにより朝廷は武田を敵と認定。それに伴い、信長や近衛まで動き出します。甲府征伐を目の前に、予定よりも遅く、ケンは新府城に辿り着きました。その城に武田勝頼を思い出すケン。ですが、今は松姫を探す方が優先です。

まだ栄えていない城下の市で手に入れた情報によるとすでに 松姫は新府城を出て、高遠城に居を移していてーーー

ついに武田勝頼が正式に朝廷の敵として認められてしまいました。これで朝廷という強大な存在をバックに、朝敵を征伐するという大義名分を得た織田信長は甲府征伐に動き出します。しかし、その狙いは武田家ではありません。その当主、武田勝頼、その人だけです。

というのも、内通の見返りに穴山がその跡目を望んでいます。それは大きな問題ではありません。大切なのは100年にも渡る長き戦いの時代を終える鐘の音に、武田家血筋の断絶という事実が必要です。そのために織田信長は武田家ではなく、その正当な血筋であり、当主である勝頼の命を狙います。 これで戦国時代が終わるならと思ってしまいそうですが、武田には武田の正義があるはず。ここからはまた激しい戦いになりそうです。

ケンが到着するよりも早く、松姫は仁科盛信と共に新府城を出ました。向かった先は高遠城。これから戦いが始まることを考えると、高遠城で過ごせる落ち着いた時間は一ヶ月とないはずです。その間、一体松姫は何を見て、何を考えるのでしょうか。 そのそばにはまだ年端もいかない仁科の娘の督姫もいます。もしもこのまま高遠城で戦の時を迎えるとなれば、松姫だけではなく、この幼い娘も巻き込まれることになるはずです。

それまでにケンが辿り着けば、流れは変わるかもしれませんが、新府城まで着くのにかなりの時間を要しました。ここからさらに新府城から高遠城まで移動となるとかなりの時間がかかりますよね。一ヶ月で辿りつけば御の字なくらい。どうか、間に合ってほしいものですが、気になるのは仁科が持ち出した松姫への縁談ですよね。この戦の世で結婚とは大事な政略の手段です。もう織田と手を組むことがないのならば、松姫は他の家に嫁いで、家と家を結び付けなければいけません。でも、木曽が謀反を起こしました。もうそんな時間も無さそうです。

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また戦が始まりそうですね。しかも今度の戦はただの戦ではありません。武田vs織田、戦国時代の終わりを告げるかもしれない戦いです。織田は次々に武田の家臣と謀反の盟約を結び、着実に武田の戦力を削っています。気付かぬ内に劣勢へと追い詰められる武田。一体、戦の終わりには何が残るのでしょうか？