ふつうの恋子ちゃん・最終回のネタバレと感想｜マーガレット2020年2号

2016年から3年に渡り連載されていた「ふつうの恋子ちゃん」、ついに最終回！ 恋子と剣の「未来」とは…。

気になる最終回をご紹介します。 <!--more-->

ふつうの恋子ちゃん・最終回のネタバレ

家庭料理屋なつめに威勢のいい声が響き渡る。 恋子は料理の勉強をしながらゆくゆくは女将になると宣言。

常連客からはこの先が楽しみという反面、恋子の母は「まだわかんないけどね」と微笑みながら意味深な発言を残しました。 振る舞った料理を美味しいと皆が笑顔になることに喜びを感じていた恋子。

だが、ふと脳裏には剣の笑顔を思い出していたのです。

 

店を無事終えて女将修行で疲れきった恋子はリビングに倒れこんでいました。 そんな恋子に母は「このままここに居ていいのか」と問われます。

恋子はいいも何も、振る舞った料理を笑顔で美味しいと食べてくれたことを話すも言葉につまってしまいます。

 

そんな話の最中、結婚式準備で疲れ果てた愛子が帰宅し、恋子同様疲れ切ってリビングに倒れ込んでいました。 疲れているも愛子は笑みをこぼし「しあわせ」と。

 

愛子の幸せな表情をみて、なおさらお母さんを一人にして離れないと思う恋子。

一方、剣は荷造りに勤しんでいました。 手には恋子の母からもらった恋子の赤ちゃんの時の写真。

くるくるまとめ「連れてこ」と、恋子をこの写真のように連れていけたらと寂しそうにつぶやく姿が…。

 

 

剣の出発の日。 恋子は「最後のお弁当」と言って、いつもより豪華に用意をしていました。

愛子に「ほんとにいいの？」と問われ、「剣くん喜ぶかなぁ」と下を向き答えます。 喜ぶ顔が浮かぶこと、それがまた天使のような笑顔なことを言えば言うほど、誰より美味しい笑顔を見たいのは剣の笑顔だと涙をこぼしてしまいます。

答えははっきりしているのに「いや、でも、しかし」と誤魔化す恋子のところに母が驚きの報告をしてきたのです。

なんと母は（再）再婚を決めたとのビックニュースが！ 母は恋子に再婚相手は板前さんで一緒にやっていくから「恋子邪魔」と告げます。

 

突然のことで整理が追いつかない恋子に母は畳み掛けるように、昔恋子が書いた「ふつう」という習字を破り捨て、「あなたは恋子でしょ？」と背中を押します。

 

その言葉で剣の元へ駆け出す恋子。

剣の家に到着し、気持ちを誤魔化ていた恋子の口からは溢れ出すかのように恋子の夢は剣だと告げます。剣も同じく夢は恋子だと応じます。

 

恋子のふつう時代は過去のものとなり、剣の待つ東京へ向かう恋子。 剣は笑顔で恋子を迎え、抱きしめるのでした。

ふつうの恋子ちゃん・最終回の感想

剣が恋子の写真に対して「持っていこ」ではなく「連れてこ」というあたり、イケメンは言うことも違うなぁと思いましたね（笑）

そのくらい恋子を連れて行きたかった気持ちが出てるシーンではありましたが、その反面恋子は母のこともあって気持ちを誤魔化し続けていましたね。

それにイラッとした愛子と母の機転はグッジョブでした。 最後のシーンも母の餞別の中華鍋背負って抱き合うなんて予想もしていませんでした（笑）

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