【第3章更新】『東京宵待シンデレラ』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜最新話から最終回まで｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「東京宵待シンデレラ』」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

女風のセラピストに恋をする家出少女

セナは女性専用風俗のセラピストでした。そんな彼には、どうしても忘れられない一人の女性がいます。セナはセラピストの仕事をこなす傍ら、毎日その女性の幸せを願い続けていました。

今回セナを利用しようとしたのは、17歳のいわゆるトー横キッズです。名前はるる。るるは貧困家庭に育ち、家はゴミ屋敷状態で、ろくでもない父親から逃げる為に歌舞伎町へやってきました。

毎日の寝床を確保するのにも苦労しているるるには、何人も仲間がいます。そのほとんどがパパ活などをして身体を売って生計を立てていました。るるはどうしても身体を売ることに抵抗感があり、大人を騙すような形でチマチマ稼ぐことしかできませんでした。

そんなるるは、気まぐれで呼び出したセラピストのセナに恋をしてしまい……。

セナが忘れられない女性とは

女風の人気セラピストのセナは、恐らくこれまで多くの女性を相手にしてきたことでしょう。そんなセナが忘れられず、ただただ幸せを願い続けている女性というのは、いったいどのような人物なのでしょうか。

るるは家庭内暴力を受けていた？

17歳で女風のセラピストのセナに恋をしてしまったるるですが、当然、18歳未満は施術を受けることはできず、何もせずにセナは帰ってしまいます。しかしその対応があまりにもスマートだったため、るるはセナに恋をしてしまったのでした。おそらくるるは男性に対して怖いイメージを抱いています。その最大の原因は、ろくでもない父親にあるのでしょう。

娘を押し倒す父親

るるはセナに会うために金をかき集めようと、一時的に実家に帰ってきました。しかし実家はまさにゴミ屋敷で、とても人が住めるような状況ではなく、悪習に満ちています。るるが今まで溜めていたお年玉を持って行こうとすると、宝箱の中はなんと空っぽ。すると父親が現れ、るるのバックからすでにお金を抜き取っていました。るるが父親に掴みかかろうとすると、なんと父親はるるを押し倒してきたのです！おそらくこういったことが日常的に行われて、るるは家出を決意したのだと考えられます。

るるの親はまさに毒親です。母親の姿はありませんが、すでに離婚済みなのでしょうか。とにかく父親はろくでもないDV男であるように見えます。おそらく歌舞伎町にいるるるの友達の親たちも、似たような人種ばかりなのでしょう。

非行に走る少年少女は多いですが、そのほとんどが家庭の影響を受けていると考えられます。いくら少年少女たちを補導したとしても、その親が改心しない限りは、根本的な問題は何も解決しませんよね。

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