推しに甘噛み ・第24話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 花とゆめ 2024年6号

「花とゆめ」2024年6号に掲載されている「推しに甘噛み」第24話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

外来種が増加！日本の危機！

シュガタローというふざけた配信者の影響で、来日する海外の吸血鬼が急増しています。

そんな中、純潔度20％越えの吉田が吸血鬼の一団に襲撃を受け、行方不明に。どうやら外来種は、観光気分で日本人を食い散らかしているようです。

対応に追われる倫夜ですが、彼がまず疑ったのはヒナでした。倫夜は、ヒナが日本へやってきた理由を問い詰める為に、彼女をドライブへ誘い出します。

ただのドライブのはずが、事態は予想外の展開に……！？

倫夜の責任感

倫夜はこれまで影ながら国の吸血鬼の管理をしてきました。そのため倫夜は、自分には今回の外来種の増加の問題を解決する義務があると考えています。吸血鬼が上位の吸血鬼に倣う習性があることを知っている倫夜が真っ先に疑ったのは、ヒナでした。ヒナが原因で外来種が増加しているのだとしたら、元を辿ってまずはヒナに真意を問いただす必要があると倫夜は考えたようです。

ヒナの意外な反応のせいで……

ドライブをしながらヒナを問い詰める倫夜。しかし、ヒナが予想外の反応をみせたことから意表を突かれた倫夜は、運転操作を謝って事故に遭ってしまいます。倫夜はそのまま気を失いますが、ヒナは無傷。さすがですよね。ヒナはそのまま橋の上で倫夜を介抱するのですが……倫夜はここで、なぜだか懐かしい気持ちに駆られるのです。

葛藤する甘夏

甘夏はヒナのことを守りたいと考えていました。しかし、実はヒナのほうが甘夏を守ろうと考えていたことを知り、自分のことが猛烈に情けなく感じてしまいます。甘夏はヒナに頼られたいのに、なかなか想うように自分を頼ってくれないヒナに対して、どうしても冷たい態度をとってしまい……。

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甘夏はヒナに対して複雑な感情を抱いているようです。全面的には好意を抱いているのですが「頼りない自分」や「自分以外の誰かがヒナの助けになっている」という現実のせいで、自分を無力だと感じてしまっているようです。

そんな甘夏ですが、ついにヒナに自分の気持ちの全てをぶつける決心をつけます！ただ、素直じゃない甘夏のことなので、本心とは裏腹な言葉が飛び出さないか心配です。

ラストページでは倫夜からの使いの少年が甘夏の元を訪れます。果たして何の幼児だったんでしょうか？倫夜とヒナが事故に遭ったことと関係あるとか……？もしそうなら倫夜とヒナがドライブをしていたことを甘夏が知ることになるので、甘夏の心がまたザワつきそうではありますね。