恋せよまやかし天使ども・第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ デザート2024年4月号

2024年2月24日発売の「デザート」4月号に掲載されている「恋せよまやかし天使ども」第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

おとぎ、フラれる

ついに想いを口にしてしまったおとぎ。いっこくは、確かめるようにその言葉の真意をおとぎに尋ねます。

おとぎがいっこくを異性として好き。その事実を知ったいっこくは、おとぎの好意に対して返事をしようとしますが、その口をおとぎに封じられてしまいました。おとぎは、いっこくから断られることがなんとなくわかってしまったのです。

それでもいっこくへの気持ちは増していくばかり。現状をキープしたまま何とかアプローチを続けようとするおとぎですが、それも限界が訪れて……。

恋を終わらせるのが怖い

おとぎはいっこくからフラれることがなんとなくわかっていたため、告白の返事をあえて聞きたくないと思っていました。しかしおとぎ自身もそれが単なる「逃げ」である自覚はある様子です。ついにおとぎは、いっこくからの告白の返事を聞くことにするのですが……。

人としては一番好き

いっこくはおとぎのことを、今まで接してきたどの女子よりも人として好きだと感じていました。しかしその感情が恋愛対象を想う気持ちではないとも理解しているようです。今の段階では、異性として見れるか見れないかもわからないけれど友達としては好きだという程度。そんな気持ちのままおとぎのことを振り回すのは一番ダメなことだといっこくは感じているようです。

可能性はあるのか

もし、いっこくが少しでもおとぎのことを異性として見ることができるのなら、告白された段階で少しは胸がときめきそうなものですが、そんな素振りは一切ありませんでした。いっこくは、おとぎのことを傷つけることなくフリたかったのではないでしょうか。しかし、男女の色恋にそんな都合の良い話があるわけがありませんよね。

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傷付かないようにふんばっていたおとぎでしたが、いっこくの口からハッキリと「ごめん」と言われたことが引き金になり、ショックを受けてしまったようです。表向きは冷静を保って笑っていますが、ふとした瞬間に今にも泣きだしそうな表情を見せています。

もはやはっきり断られたようなものなのに、それでもおとぎの中で一刻に対する気持ちは増していくばかり。しかもハッキリ断られたものの、女子の中では一番待遇が良かったものですから、おとぎも諦めるに諦めきることができません。

女の子としては一番ツライ状況です。このままでは元の友人関係すら崩れていってしまいそう……。いっこくはこの状況をどうカバーするつもりなのでしょうか！