春の嵐とモンスター・第20話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜花とゆめ 2024年7号

「花とゆめ2024年7号」に掲載されている「春の嵐とモンスター」第20話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

栢からのアプローチが激化していく

南須と嵐が一緒にいる現場を目撃した栢（かや）は激怒！南須の胸倉を掴んで詰め寄ってきます！

南須は、栢だって心羽と相合傘を指定歩いているだろうと指摘。しかしここで栢は、心羽と一緒にいるのは“とある作戦の為”だと暴露！あまりにも衝撃的な作戦の内容に、一同騒然として……！？

嵐士は、栢からのアプローチが過激になっていくことに困惑します。そんな中、栢を元気づけるために花火大会を企画するのですが……？

怒りよりも笑顔のほうが怖い

栢はかつてはキレやすくて手の施しようのないモンスターでした。しかし最近では嵐に対して笑顔を見せるようになっています。ただ、栢はもし嵐が自分の前から消えるなら、それよりも先に自分が消えてやると笑顔で話してくるようにもなりました。嵐はそんな花か過ぎる栢の笑顔を、キレて暴れまわる姿なんかよりも、数倍怖く感じるのでした。

栢の作戦

心羽と相合傘をしていた栢。しかし、別に2人が仲睦まじいわけではありません。栢は、心羽を南須にあてがうことで嵐から遠ざけようと画策していたのです！それを惜しげもなく南須本人の前で暴露する栢……。これでは心羽の立場がありませんよね。

家族というしがらみ

嵐はあくまでも自分は栢の姉であると強く自覚しています。しかし、姉と弟である以上、その関係が恋愛に発展することは、通常ならご法度とされています。そのため、栢は嵐から家族として大切にされることに対して、得も言われぬ不満を抱いてしまっているのです。栢は嵐と家族の関係を通り越して、もっと親密な関係になりたいと願っています。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

嫉妬全開の栢くんがとてもカッコよかったです！暴れたり強い言葉を吐く栢くんもそれはそれで魅力的でしたが、今回は、栢くんが嵐に甘えるシーンがふんだんに盛り込まれていました。

まるで犬のように嵐に甘える栢は必見です。ただ、嵐も感じていたように、「嵐と一緒になれないなら命を断つ」など、どこか儚げで刹那的な言葉を吐くようになった栢くんのメンタルが気になります。

心のどこかではやはり禁断の恋だと感じているのでしょうか。自分よりも他の誰かのほうが嵐を幸せにできると？もしそうなのだとしたら、栢くんが可哀想でなりません……。

果たして栢くんや嵐を取り巻く恋の行方はどうなってしまうのでしょうか！ちなみにラストのほうでは、栢くんが嵐に今まで以上に大胆な行動をとります！焦る嵐が最高に可愛いので、ぜひ漫画をチェックしてみてください！