恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない・第9巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない」第9巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

盛大な舞踏会が開かれる

メアリーは謎の紳士の正体を探るべく、舞踏会を開こうとします。それにあたってテオドール・マキシアム大公に嫁いだソフィアに協力を申し出ることに。

大公家が主催する夜会なら、レッドサム家も例の紳士も必ず出席するはずです。謎の紳士をメアリーの虜にすれば、彼の正体も簡単にわかります。

浅はかな策略でレッドサム家を出し抜こうとするメアリー。しかし、全てはレッドサム家の手の平の上で……。

一見するとメアリーの作戦は成功しているように見えるけど……

舞踏会にはレッドサム家も例の紳士（キール）も出席しました。キールはさっそくメアリーに興味がある振りをしてダンスを申し込みます。メアリーからしてみれば、全てが自分の計画通りに事が進んでいるように思えましたが、実は謀略に踊らされているのは自分のほうだったのです。

キールの演技にまんまと騙されるメアリー

メアリーはキールを自分に惚れさせて様々な情報を聞き出そうと企んでいます。これまで培ってきた経験を生かして、キールと恋の駆け引きに躍り出るメアリーです。しかし、キールがあまりにも素敵な紳士なため、メアリーは本気でキールに惚れてしまいそうになります。

セリアは気分が良くない

キールは、セリア達のためにメアリーに気がある演技をしているだけでした。そうだとしても、女性の扱いがスマートすぎるなキールに、セリアは若干の不快感を感じます。それでなくともセリアは舞踏会の間、始終、表情が硬いままでした。しかしそんなセリアに、思わぬ展開が待っており……？

オルライン国王王太子が登場

今回の夜会には、オルライン国王の王太子であるヴィクター・オルラインも出席していました。もちろんセリアの父親はオルラインに声をかけるように促すのですが、セリアは自分から声をかけると相手の興味を引くことができないと言って、言うことを聞きませんでした。恋のかけひきなんて続けているから、いつまでたっても嫁ぐことができないというのに、メアリーはそれを全く理解しようとしません。

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社交性が低いセリアからしてみれば、こんな舞踏会なんて早く終わってほしいと願っている事でしょう。しかし今回はそんなセリアに、思わぬ人物がアプローチをしかけてきます。なんとその相手は……この場で最も将来性がある男性と言っても過言ではない人物です。

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