密と劇薬・第5話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜ベツコミ

「ベツコミ」に掲載されている「密と劇薬」第5話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

政略結婚に対する拒絶感が高まっていく碧子

顔合わせ当日！しかし、碧子（あおこ）の親族の都合がつかなくなり、高科家との顔合わせが完全にお流れになります。碧子の政略結婚の相手である高科雄大は、建前上、碧子（あおこ）をお茶に誘いますが……これを制止したのはもちろん、瑛（あきら）です！これまでも幾度となく両家のイベントが中止になり、さらに今回の瑛の反応……どうやら雄大は、瑛が政略結婚の妨げをしていると気づき始めたらしくて！？

後日、学内で遭遇した雄大と碧子は、2人きりでちょっとした会話をします。これまで碧子は政略蹴婚の妻としての役目は担うつもりでも子供は養子をとるつもりでいたのだそう。しかしこの政略結婚が2人の間に跡取りを設けることを目的とした政略結婚であることが判明してしまいます。結婚後もアキラを連れて生活するつもりだった碧子でしたが、現実的に考えてそれが生理的に無理であることを察知してしまい……。

ついに結婚したくないという漠然とした拒否感が明確になってきてしまった碧子は、その気持ちを一番伝えてはいけない相手に吐露してしまいます……。

政略結婚は心理的にもはや無理に近い

碧子も瑛も、互いに気持ちが惹かれ合っているのは確実ですが、立場上それを口に出してはいけないのもよくわかります。ただ、瑛に関しては碧子に対する態度で好意が丸わかりですし、今回は直接的に碧子に気持ちを伝えようとするシーンすらありました。こんな状態で瑛を連れて政略結婚をしたとしても、碧子はあっという間に政略結婚の妻を演じられなくなってしまうでしょう。

好きな人の傍で、好きでもない男の子供を育てる

今まで碧子は、政略結婚に応じた上で仮面夫婦を演じる傍ら、瑛と愛を育もうと考えていたのかもしれません。現実を受けいられなかった末に碧子が出した逃げの選択が、それだったのでしょう。しかし瑛が一線を越えて気持ちを伝えようとしてきたせいで、碧子は一度はあきらめていた瑛と一緒になる未来を諦めきれなくなってしまったのだと思われます。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

瑛のことなので、今後は政略結婚そのものを阻止するために本格的に動き始めそうです。手段を選ばないところが瑛の怖いところですよね。執事や護衛といった忠誠心の高さに加えて、時折見ることができるSっ気、さらにはヤンデレ要素まで孕んでいるなんて……乙女心をくすぐる要素が盛沢山なよくばりな男です。