融点・第18話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想

『融点』第18話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【第19話更新】融点・あらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックシーモア

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斎藤を刺した真犯人が浮かび上がってくる

美緒の妊娠経過は順調でした。どことなく起源がよさそうな美緒ですが、もしかしたらかつての想い人である川原先輩との関係にケジメをつけることができたことや、裏切者の元親友の高橋由美に一泡吹かせてやったことが影響しているのかもしれません。

一方で、斎藤は自分を殺害しようとした犯人がどの派閥の人間なのかに考えを巡らせます。ここで鍵となったのは後輩分の金城です。黒沢現会長はどうやらこの金城が黒幕であると斎藤に助言しているようなのですが、実は金城が斎藤を刺したところで本人にメリットがない上に、金城自身がどちらかというと斎藤サイドの人間であることから、彼が犯人であるとはどうしても考えにくい状況でした。

このことから斎藤は、真の黒幕が金城に罪をなすりつけようとしていることに気が付きます。そしてその黒幕が暴力団組織の情勢を真の意味で理解できていない人間であることが濃厚になってきます。斎藤は、その人物に心当たりがあるようで……？

黒沢会長は黒沢裕子の傀儡と化している

黒沢会長は金城が犯人であると指摘してきましたが、どう考えてもそれは適当な人間に罪を擦り付けているようにしか見えませんでした。となると黒沢会長が斎藤の命を狙っている犯人をかばっているのか？ということになりますが、もしかしたら黒沢会長は犯人に入れ知恵された内容をそのまま斎藤に語っているだけに過ぎないのかもしれません。そして現在会長に助言しやすい立場にいて、尚且つキナ臭い動きが目立っている人物と言えば……黒沢裕子しかいないのでした。彼女が全ての黒幕である可能性は十分に考えられます。

斎藤が嫉妬している！？

斎藤は、美緒が川原先輩に会いに行ったと勘違いしていますが、実際にはもっと複雑な理由で美緒は展覧会に赴いていましたよね。川原先輩への思いを断ち切るために、そして堂々と略奪愛をしかけてきた由美に立ち向かうために……しかし斎藤はそんな美緒の複雑な事情を知る由もありませんでした。嫉妬心を抱く斎藤ですが、美緒の事情を知れば少しは優しくなれたかもしれません。嫉妬を抱いている斎藤はなんだか目が据わっているというか……怖さがありました。

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美緒と斎藤のラブシーンは今回もしっかり挿入されていました。嫉妬心を抱く斎藤がなんだか可愛く見えましたが、美緒からしたら猛獣にしか見えなかったかもしれません。

さて、斎藤を狙っている真犯人がいよいよ黒沢裕子である可能性が高くなってきましたが、黒沢会長は彼女の本性に本当に気が付いていないのでしょうか。