嘘解きレトリック・第6巻のネタバレと感想

第6巻に収録されている「嘘解きレトリック」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

嘘解きレトリック・第6巻のネタバレ

この度、結婚が決まった端埼。

父の知人のお嬢様でまだ会ったことはないけれど、父に身を固めよと言われており決めたと話します。

いつに増して気楽そうな左右馬を見て、端埼は左右馬の父は何も言ってこないのかと聞きます。

左右馬の家のことを聞いたことがない鹿乃子。

しかし左右馬は言うわけがないと言って話題を終わらせてしまいます。

―――結局、端埼の縁談は相手の想い人がいると理由でなしになってしまい…

鹿乃子はいいご縁があってほしいと願っていると、左右馬はお金持ちだし父はうるさいからまたすぐに縁談の話は出てくると言います。

ふと、端埼の話を思い出した鹿乃子はさりげなく左右馬に父のことを聞きます。

父も母も継ぐ家もないと答える左右馬。

以前の話では父は健在だと思っていた鹿乃子。しかし今の話も嘘ではなく…

1年もずっと左右馬のそばにいる鹿乃子でしたが、この時何も知らないことを思い知るのでした。

そんなある日、祝事務所に一通の手紙と往復の汽車の切符が届きます。

差出人は不明ですが、手紙に書いてある鶴の図案を見て実原だと考えます。

そして手紙には「ひとりで」と書いており…

左右馬は鹿乃子を留守番させ、一人で田打町に向かっていくのでした。

 

―――しかし全てははじめから仕組まれていました。

翌日、事務所に戻ってきた左右馬は鹿乃子に田打町でも話をします。

左右馬を名乗り予約されていた旅館。 現れない待ち合わせの相手。

差出人も実原ではなく…

まだこれから何かある…そう思っていると、警察が事務所に訪れます。

なんと左右馬が宿泊した旅館で他殺体が見つかったのこと。 しかも場所は左右馬が昨夜止まった部屋であり…

鹿乃子は必死に否定しますが、左右馬は警察に連行されてしまいます。

左右真を助けなきゃ。 鹿乃子は一人で田打町に行くのでした―――

しかし宿泊客ではない鹿乃子は旅館に入れず…そんな鹿乃子を助けてくれたのはなんと徳田（仮）だったのです！！

徳田のおかげで旅館に潜入することができた鹿乃子。

左右馬が宿泊していた真上の部屋である「芝桜の間」を調べてある発見をしたのです。

左右馬が出て行ったところを見計らって芝桜の間から遺体を運んだあとが残っており、無事左右馬の疑いが晴れたのでした。

今回の事件はある男の逆恨みによる嫌がらせ。

仕掛けたのは集山という男性で、恨んでいたのは左右馬の異母兄である篤嗣だったのです。

そんな集山が篤嗣に再三面会を求めて来ましたが、自分を恨んでいる相手からの誘いであるため何をしようとしているのかは分からない。

だから左右馬を身代わりとして確かめたのでした―――

左右馬が戻ってきて喜ぶ鹿乃子は徳田も協力してくれたことを話します。

しかし、手紙を書いたのはなんと徳田だったのです！

そして、徳田は鹿乃子と同じ嘘を見分ける力をもっていて―――！？

 

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嘘解きレトリック・第6巻の感想

今回は、だんだんと左右馬の家族構成が分かってきた感じですね！ 父も母も継ぐ家もないと言った左右馬。

篤嗣が異母兄ということは、腹違いの兄弟ということですもんね。 左右馬は愛人の子とか…？

まだまだ謎が深まるばかりです。 そして、徳田も鹿乃子と同じ力をもっていたということも気になります。