嘘解きレトリック・最終第10巻のネタバレと感想

最終第10巻に収録されている「嘘解きレトリック」のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

嘘解きレトリック・最終第10巻のネタバレ

結局真実を武上から聞くことができませんでしたが、鹿乃子たちによって探す場所が見つかった徳田。

今までの行いを償うため、警察へと自首しに行くのでした。

実は、鹿乃子が連れていかれてから左右馬は必死に推理し、徳田たちが向かっている場所を突き止めると先回りして待っていたのです。

もう離れないでほしいと言う左右馬に、鹿乃子は赤くなります。

左右馬が自分と一緒にいてくれる理由はおそらく自分と同じ理由ではない。 鹿乃子はそんなことを思いながらも、左右馬と一緒にいられるのが幸せだと自分の想いを言います。

同じ理由だと言う左右馬。 その瞬間心がいっぱいになり、カレーの味も雪が降る夜の寒さも忘れてしまうのでした。

―――雅の依頼で仕事をしていた二人。

ふと繁華街の方に足を向けると、「千里眼少女 読心術」という看板が目に入ります。

しかし、まったくの嘘であり…

左右馬はせっかく雅からもらったお駄賃を使ってしまい嘆いていると、嘘の言葉が聞こえます。

道を聞いていた女性に別の場所に案内しようとしていた男性がいました。 すかさず助け、道に迷ったのかと鹿乃子が聞くとなんとその女性は鹿乃子の旧友である君だったのです！

以前、自分の力でたくさん傷つけてしまった人。

鹿乃子は君も自分とは関わりたくないはずだと思っていましたが、君自身は鹿乃子のことを探していました。

結婚することになった君。 その相手が本当に自分と添い遂げるかどうか確かめてほしいと言います。

疑いをもつ原因となったこともない君に、鹿乃子たちは不思議がります。

君にとって両親も良縁だったのにも関わらず変わってしまったことが不安の原因だったのです。

だから鹿乃子に相手の人がずっと変わらずにいてくれるか聞いてほしいと言います。

しかし、鹿乃子の力はそういうものではなく… 嘘だと思っていることが分かるだけで事実かどうかは分からないことを伝えると、君は怒りだします。

鹿乃子が全然人の心を読んでなんかいないことを知った君。

帰り際に、嫌な思いさせてごめんと言うのでした。

ずっと変わらないと思っていても変わることがある。

どんなに強く思ってもどんなに言葉にしても嘘が聞こえる耳で聞いても

確かなのは今の気持ちだけだけど…

それでも、左右馬とずっと一緒にいたいと思うのでした。

それから、いろんなことが変わったり変わらなかったり…

それでもあの時の想いは嘘になることはありませんでした。

～完～

 

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嘘解きレトリック・最終第10巻の感想

最終巻でした！！ 嘘の聞こえる少女と頭が切れまくる探偵とのお話でしたが、最後は恋愛にまで発展していくなんて…

嘘が聞こえるからこそ、左右馬の言っていることは本当であり本気で鹿乃子のことが好きなんだなと思いますね！ それは鹿乃子のほうもそうなんですが…

もう少し、二人の活躍が見てみたかったですが本当に面白かったです！ ありがとうございました！