三日月と流れ星・最新36話のネタバレと感想｜クッキー1月号

2020年11月26日発売の「クッキー」1月号に掲載されている「三日月と流れ星」第36話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

三日月と流れ星・第36話のネタバレ

充希は、浅井が亡き妻と新婚旅行に行ったか聞くが、浅井は普通の旅行さえも行ってないらしい。 内心、充希は元妻との思い出の地に行こうと提案するのは微妙だった。

しかし充希は、浅井が元妻を思い出すと悲しいことしか浮かばないと言っていたのを気にかけていたのだ。

充希の大学の学祭の日。

充希が手掛けたシナリオの舞台を見た浅井は面白かったと話し、充希にその道に進めばいいのにと言う。 しかし充希はどうも踏み出せない。

そこへ充希の女友達が声をかけて来て、チヤホヤされる浅井。 解放された後、浅井は充希におじさんでごめんと謝る。

しかし充希は浅井が自慢の彼氏だと言い、歳を気にしていた浅井のことが可愛いと感じるのだった。

 

ついに2人きりの旅行の日。 行き先は小説の舞台。

広がる景色に、小説の話で盛り上がっていると老夫婦が話しかけてきた。

充希たちは気づかなかったが、実はその人がその小説を書いた作家なのだった。

去っていく老夫婦を見て、ああなりたいと口にする充希。 しかし、以前浅井が結婚願望がもうないことを話していたのを思い出し、充希は焦ってしまう。

すると後ろから浅井に優しく体を包み込まれた。

浅井は、元妻との楽しかった思い出を少しでも思い出して欲しい、と充希が感じていたことに気付いていた。 浅井は、充希に無理をして欲しくないこと、充希自身が楽しいと思えることの方が大事だと言ってくれるのだった。

充希のことを優しいと言う浅井。 しかし充希は心の中で、それを否定する。 本当はいつだって亡き妻に嫉妬しているのだから…と。

 

夜、旅館の部屋風呂にテンションが上がる充希。

一緒に入ろうとお誘いする浅井の言葉に、恥ずかしがる充希はうなずけない。

浅井が1人でお風呂に入っていると、意を決した充希が入ってくる。 お湯の中で触れ合い、充希は緊張してしまう。

今まで散々いろんな邪魔が入って充希と体を重ねられなかったと話し出す浅井。 しかし今夜はようやく思いっきり…と言う言葉に充希は赤面。

その時、頭上に流れ星が光った。 6年前2人で見た流れ星の時は、浅井と近づけるよう願ったと打ち明ける充希。

今度はどんな願い事をしたのか尋ねる浅井に、充希はまた6年後と答える。

浅井は充希を熱い眼差しで見つめ、唇を寄せる。 さらに充希の体に唇を這わせ…。

充希は、今の幸せが永遠であるようにと願うのだった…。

 

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三日月と流れ星・第36話の感想

充希の、浅井さんを思いやる気持ちが伝わって来ました。 浅井さんもそれに気付いていたようで、なんだかこの旅行を通して2人の心の距離が深まっています。 充希自身が楽しいと思うのが大事だって言ってくれたのも、充希には嬉しかったのではないでしょうか…！ なんとなくですが、旅先で出会った小説家さんが、いつか充希と再会しそうな気がします。 そしたら充希は物書きの道へ行けるのかなと想像してしまいます。

さらに、旅館では、充希と浅井さんが一線を越えますね…！ お風呂での浅井さんの大胆な発言に読んでいるこちらまで赤面です(ﾟ▽ﾟ) 思いっきり、なんて前もって宣言されると恥ずかしいですよね。 なのに余裕でキスをする浅井さんはやっぱり大人の男性だなぁ…(*´-`) はてさてこのお風呂の後、浅井さんがどんなふうに充希を愛してくれるのか、非常に気になりますね〜！！

最後の流れ星への願い事は、充希の願い事のようにも、浅井さんの願い事のようにも思えます…。