セフレの品格【シーズン21】・第2話のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」5月号に掲載されている「セフレの品格」【シーズン21】第2話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

"セフレ関係をあと1年で解消しよう。"という沙羅からの突然の申し出に戸惑う大樹。

大樹は沙羅に依存しているわけではありませんでしたが、単純に彼女と一緒にいると心が癒されるのを感じるようになっていました。

性依存しているわけではない。恋人同士になりたいわけでもない。だけど沙羅との時間は確実に大樹に生きるエネルギーを与えていました。

セフレ解消を拒む大樹に対し、沙羅は優しく彼を抱きしめて、これは大樹の為なのだとささやきます。

一方で深雪は、原付のバイクを走らせて海岸に息抜きに来ていました。
足ヒレにシュノーケルに海水浴用の服と、片手で持てる水中カメラを準備し、わりとガッツリ海水浴を楽しむつもりのようです。

海に潜った深雪は、水中生物や海底の景色をカメラに納めます。
ひとしきり泳いだ後は浜辺にあがり、木陰にシートを強いてそのままオニギリを食べ始めました。

芝生の上ニゴロリと横になり、木漏れ日を浴びる深雪。
彼女はこうして度々一人でリフレッシュにやってきていたのです。

帰り道、深雪は銭湯へ立ち寄ります。
ストーマのことを勘違いされたらいやだなぁと思いつつ温泉に入る深雪。

するとその場に居合わせた別の温泉客の2人が「乳癌の手術痕が残る仲間同士」ということで初対面であるにも関わらず意気投合して会話が盛り上がっているのを目にします。

そこへ3人目の客がやってきました。彼女も初対面同士でしたが、子宮癌の手術でリンパの流れが悪くなり足が傷だらけになっているということで話にまじってきたようです。

3人の女性の会話を聞きながら、深雪は考えさせられます。

彼女は、手術痕を気にすることなくこうして温泉にやってきて楽し気に会話をしています。 人目を忍んでコソコソと一人旅をしている深雪とは大違いです。

彼女たちの会話をコッソリと聞きながら、自分もきっと堂々と生きていていいんだと心が絆されていく深雪なのでした。

沙羅との関係に悩み続けていた大樹でしたが、ある日深雪にそのことを打ち明けると、"一年後のことを今気にしたって仕方がない"というアドバイスが返ってきます。

大樹はそれを受けて、たしかにどんなに仲のいい恋人同士でも長続きしなかったり、夫婦ですら離婚をするのだから、自分たちも先のことなんてわからないだろうという考えに至りました。

大樹は、沙羅の申し出を受け入れることにしました。
彼女と体を重ねるたびに、花を一本送ることにした大樹。

沙羅の家にはそのたびに一輪の花が増え、そしてまた枯れていきました。

そうして逢瀬を重ねるうちに、ついに"その日"が訪れてしまうのでした。

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大樹はこのまま深雪と一緒になっても幸せになれそうですけどね！如何せん、深雪はあまりにも女っ家がなさすぎて難しいかもしれませんが……。

「母親になりたい、養子縁組をしようと考えている」という思いをなぜ沙羅は大樹に打ち明けないのでしょう。そしてなぜこんなにも相性がいいのに、大樹を夫として選ばないのでしょうか。

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