11年後、私たちは・第46話のネタバレと感想

「comico」に掲載されている「11年後、私たちは」第46話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

11年後、私たちは・第46話のネタバレ

千鶴の母が2人を家の中に入れると、部屋の奥から父が出てきます。

母は優の姿を見た瞬間機嫌の悪くなった父を鎮め、優とは自分が話すと言い、2人きりにしてもらいます。

優は千鶴の母に少し話をしようと言われると、俯いたまま返事をするのでした。

 

優は千鶴とのことは全て自分が悪いと言って、頭を下げます。けれど自分にはもう千鶴しかいないため、千鶴とよりを戻せるように力を貸してほしいとお願いするのでした。

 

千鶴の母は大事なのは千鶴の気持ちだといいます。

そして千鶴のことを今も昔も愛しているという優に、その気持ちが本当なら千鶴の幸せも考えてあげてほしいと話すのでした。

 

母は＂本当に愛しているのなら相手の幸せのために身を引くことも大切＂だと伝えます。

しかし優は自分が意地になっていることを感じながらも、自分なら千鶴のことを幸せにしてあげることが出来るというのでした。

 

千鶴の母は年齢を重ねる毎に「縁」を信じるようになったと話します。

そして千鶴と優の間に縁があったのなら、千鶴はよりを戻したはずだといい、もう一度本当の自分の気持ちを見つめ直すように伝えるのでした。

 

 

千鶴の家からの帰り道。 すでに酔いの覚めた優は、自己中な自分がいたことを認め、千鶴のことを心から愛していたのはいつまでだったのか考えます。

 

優はいつも千鶴と結衣を比較していました。

可愛くて愛嬌のある結衣と、自分のことを愛してくれる千鶴。どっちと一緒になれば自分が幸せになれるのかばかり考える日々。

そして結衣との関係に亀裂が入る度に千鶴のことを思い出し、千鶴以上に自分を愛してくれる人と出会えるか不安で執着していたのでした。

自分の幸せを求め足掻いてきた優。もうこんなことはやめようと思うのでした。

 

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※「11年後、私たちは」が読めるのは現在「コミックシーモア」と「comico」のみとなります。

11年後、私たちは・第46話の感想

母は強し、ですね。 あんなことがあっても、優のことを終始否定することはありませんでした。そして本当に愛しているのなら相手のために身を引くことも大切だというのは、本当にそうだなあと思います。好きだからこそ一緒にいたいのと、好きだからこそ離れるっていうのは紙一重ですよね。それに何事も押し付けは困っちゃいますから。

そして千鶴の母の言葉が沁みたのか、優はようやく自分と向き合うことが出来ました。いろんな人に迷惑をかけて時間もかかってしまったけれど、これは優にとって大きな一歩だったんじゃないかなと思います。

自分のことを愛してくれる人のことを手放したくないから千鶴に執着していたと自覚した優。結衣に目移りせず一途に千鶴を想い続けていたら、千鶴も想い続けてくれてたんだろうなと思います。これもひとつの縁なんですかね、、