復讐の皇后・第61話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「復讐の皇后」第61話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第61話のネタバレ

外の風にあたりにきたパトリツィア。

しかしそこでなんと、ローズとジャニュアリーが怪しげな会話をしているのを聞いてしまいます！

あの女（おそらくペトロニラのこと）が何かしたに違いないとローズに報告しているジャニュアリー…。

ローズはそのことを憤慨しています。 “どうしてちゃんと処理をしなかった！” “あれ”が公になったらどうなるか分からないの！？ “そんな重要なもの”を無くすなんて正気とは思えない！

ローズは厳しい剣幕でジャニュアリーを責め立てています。

しかしジャニュアリーはあの女が勝手に入ってきたのに私のせいだと仰るんですか？と反抗的な態度です。

ローズはそんな彼女の口答えを許しません。 “共謀者として私の命もかかっているのよ！ごちゃごちゃいう暇があったら何とかして！”そう怒鳴るローズです…。

ジャニュアリーは歯を食いしばり不服そうな表情を浮かべています。

ジャニュアリーと面識のないパトリツィアは、彼女のことを見つめながらあれは一体誰だろう…と考えていました。

 

と、ここでルシオがやってきてしまいます。 戻りの遅いパトリツィアを心配し、言いつけを破って後を付いてきてしまったのです。

話しかけられたパトリツィアはとっさにルシオの手を自分の手で覆い、彼に静かにするように告げました。

めずらしくパトリツィアが自分に寄ってきたため、ルシオは言う通りにしながら頬を赤くします。

しかしルシオが現れたせいでパトリツィアはその語のローズたちの会話を聞きそびれてしまいました…。 ルシオはパトリツィアの肩に羽織るものをかけてやります。

なんのつもりですか…！と険しい表情になるパトリツィア。 風邪をひくといけないから…と話すルシオ。

パトリツィアはそのような気遣いは自分達には似合わないとハッキリと物申します。 初夜の日…自分を愛することはないとハッキリ言ったのは他でもないルシオだったはず…。 それなにの突然このような気遣いをし始めるなどパトリツィアには理解が及びませんでした。

そのことを話すとルシオは伏し目がちに自分はただ夫としての義務を果たそうとしているだけだと言ってきます。

パトリツィアはその言葉を鼻で笑い、最も大きな夫の義務とは家庭に忠実で夫婦の関係に最善を尽くすこと…しかしルシオはその肝心な義務を何一つこなしていないと物申してきます。

ルシオは何も言い返すことができないのでした…。

 

一方―――ペトロニラはパーティーでひとりカクテルを飲んでいました。 もう一杯飲もうかと歩き出した瞬間、側を歩いていた男性とぶつかってしまい、彼女のドレスにカクテルの染みがついてしまいます。

ぶつかった男性はドレスを弁償すると言いだしました。 彼の名前は“ロスシー”。 少し前に外国から帰国した伯爵家の青年です。

ペトロニラは彼のことをわずらわしく思いドレスの弁償を断るのですが、ロスシーはしつこく謝罪をしたいと申し出てきます。

折れたペトロニラはなら弁償は侯爵家まで送っていただければそれでいいですとため息をつきながら答えます。

するとロスシーは突然彼女に跪き、もう一つ…これも何かの縁ですので今日は私と踊っていただけませんか？とダンスの申し込みをしてきたのです…！

 

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復讐の皇后・第61話の感想

ついにしっぽを出しましたね、ローズたち。 やはり内通者として働いていたのはジャニュアリーだったということでしょうか。 何にせよローズとジャニュアリーが結託して何らかの悪事を働いたことは明白となりました。

果たしてペトロニラがジャニュアリーの部屋から盗んだ一枚の封筒の中身は何だったのか…。 いったいそこにはどんな重要な事実が記されているというのでしょうか。

ローズのことですから何か強行に及ぶ可能性が高いとは思いましたが、ジャニュアリーに「何とかして！」と丸投げ状態のようですね。 立場的にはローズのほうが上みたいですが、身勝手な彼女の言動にジャニュアリーは共謀者でありながら不満を抱いている模様です。