愛しい嘘 優しい闇・第16話のネタバレと感想｜シーモア

「シーモア」に掲載されている「愛しい嘘 優しい闇」第16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

雨宮の家で快気祝いが行われることになりました。
望緒は一足先に雨宮の家を訪れ、準備を手伝っています。

そんな中、望緒は玲子に言われた言葉を思い出していました。
自分の中にずっとひっかかっている、「雨宮に対するある疑問」について考えてしまう望緒……。

望緒はふと、雨宮にこんなことを尋ねました。
"なぜ一緒に金魚のお墓を作ったことを覚えていないの？"と……。

それは望緒にとっては、大切な2人だけの想い出でした。
なにせ中学の頃、雨宮と望緒はその時以外まともに会話をしたことが無かったからです。

しかし雨宮は、中学のころから尚のことをずっと見ていたはずなのに、そんな特別な想い出をまったく覚えていませんでした。

明らかに不自然な雨宮の記憶を、望緒はずっと不思議に思っていたのです。

雨宮はしばらくの沈黙の後、本当は覚えていたけれど、同窓会のときはテンパってしまって言葉がでなかったのだと打ち明けます。

彼の言葉を信じるか信じないかは自分次第だと思う望緒。
結局、望緒は雨宮のことを信じようと決心します。

そして鞄の中から優実のSDカードを取り出し、雨宮に渡すのでした。

するとちょうどその時、玲子や稜たちも到着します。
4人が揃ったので一行は乾杯をすることに。

食事をしながら団欒し、デザートまで楽しむ望緒たち。

そろそろお開きの時間になると、なぜか雨宮は望緒にだけ泊まっていけばいいのにと言い出します。

よりによってこのタイミングで……と焦る望緒。
望緒は稜に、自分と雨宮が交際していることを打ち明けるのですが、どうやら稜は2人の様子からそのことに気が付いていたようです。

皆が帰宅した後部屋に一人残った雨宮は、先程手渡されたSDカードに無表情で思い切りハサミを突き立てるのでした……。

バレンタイン当日―――。 雨宮と望緒はデートをすることになります。

待ち合わせ場所のカフェに行くと、雨宮はすでに待っていてくれていました。

意気揚々と望緒が駈け寄ろうとすると、後ろからりえの声がして呼び止められます。

よく見るとりえはポケットから包丁を取り出しており……！？

包丁を握りしめながらこちらに走ってくるりえの姿を目の当たりにし、望緒は驚きと恐怖から全く動けなくなってしまいました。

気付いたときには、刺されたような鈍い音がしていて……。

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望緒ピンチ！しかし寸でのところで雨宮が望緒を抱き寄せて代わりに……。 うーんすごく嫌な展開ですね。
また刺されるなんて雨宮も運がないなー。

なんだかんだ玲子って友達想いだなと思います。
指摘とかもすごく的確ですしね。

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