復讐の皇后・第65話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「復讐の皇后」第65話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第65話のネタバレ

ローズモンドは何が何でもパトリツィアの不妊問題を大事に仕立て上げたいようです。 自ら皇帝に進言をし、その身が危険に晒されることもおかまいなしにパトリツィアの不妊問題に異様なまでの執着を見せてきます。

彼女の強行を煩わしく思いつつも、一方では「自分は本当に不妊なのかもしれない」という不安を抱えるパトリツィア。

そんな最中、なんとパトリツィアが本当に不妊なのかを検査するという話まで持ち上がってきてしまったのです…！

 

 

クインネス選抜、その一週間ほど前のこと―――。

ローズはルシオにとんでもない提案をしていました。 “皇后には不妊の者を選びましょう”

それは自分が皇后の座につくために必要な肯定だと彼女はルシオに語っていました。

選ばれたものが受ける悲しみについてはちゃんと考えているのか？とルシオは彼女の意見に否定的でしたが、ローズは自分は少しでも早くルシオの想いに応えたいのだと語ります。

彼女の薄っぺらい言葉にまんまと騙されるルシオは、ローズの行動はすべて自分を想うがこそなのだと勘違いしてしまいます。

そして愚かなルシオのこの考えのせいで、事態は取り返しのつかないことになっていくのです―――。

 

実は、ルシオはパトリツィアが不妊であることを、当の昔から知っていました。 それはクインネスの健康診断の結果から知り得た情報です。

パトリツィアは不妊。 それは、事実…だからこそルシオは彼女を選んだのでした。

最初から全てローズとルシオが仕組んだことだった…それを知ってしまったパトリツィアは…その身を焦がすような怒りと憎しみを沸き上がらせました。

彼女はルシオとローズに対して殺意を抱きます。

 

一週間後―――。 ローズは正式な側室となって、パトリツィアのもとへ挨拶にやってきました。

2人は冷静な振舞いを装いますが、互いの敵意を激しくぶつけ合います。

パトリツィアはローズモンドにそっちがその気なら、自分は喜んでその勢いが続くのかを高い所から見守ることにすると言い残して立ち去ります。

ローズモンドは満足そうに、存分にご覧下さいと挑発的な返事をするのでした―――。

 

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復讐の皇后・第65話の感想

最初からルシオとローズの作戦だったんですね…。 ルシオ、どこまでクズ男っぷりを披露すれば気が済むのでしょうか。

自分が本当に不妊であったことを知ってしまったパトリツィアの精神的ショックははかり知れません。 ルシオはよくこの不妊問題を宙ぶらりんにしたままパトリツィアに対して「夫の勤めを果たそうとしてる」なんて甘いことがよく言えましたよね。 何もかも中途半端な男です本当に。 そんなんだからローズに付け込まれるんだろうなぁとつくづく思います。 パトリツィア同様、さっさとルシス＆ローズモンドに何かしらの天誅が下ってほしいと期待せざるをえないですよ。

しかも側室に関してもローズが自動的に選ばれるよう仕組まれていました…ローズって本当におそろしい女ですよね…こんなのが皇后になると考えると心の底からゾッとします。