初恋不倫・第13話のネタバレと感想｜ Love Silky Vol.99

「 Love Silky Vol.99」に掲載されている「初恋不倫」第5話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

初恋不倫・第5話のネタバレ

近広が息子の英介と一緒に自宅の庭で遊んでいると、妻・類が美容院から帰ってきました。

チャイルドシートがある方の車が家にあったほうがいいと考えた類は、近広の車へ美容院へ行っていました。 類はその際に車の中に「ぴよっこパイ」という御菓子の説明書が落ちていることに気が付き、誰にこのお菓子をあげたのか近広に尋ねてきました。

室はこれ、香への出張のお土産だったものです…。 しかし近広はとっさに賀来へのお土産だと嘘をつきます。

類はその言葉にあっさり納得し、3人は仲睦まじげに家の中へ入って行きました。

 

そんな彼らの姿を電柱の影から妬ましく見つめているのは…香です。 香は近広の家まで彼の家庭事情を探りにきていたのでした。 自分でもここまでするなんてヤバイのではないかという自覚がありましたが、香は衝動を止めることができません。

そして実際に近広の家庭や、立てたばかりのマイホーム、可愛い子供と遊ぶ姿、それから彼の妻・類の顔を見てしまった香。

近広と自分がどんな風に愛し合うのか、どれほど昔から想いを通わせ続けていたのか…それらを全く知らずに、当然のごとく妻として近広の隣に立つ類のことが、香織は許せませんでした。

嫉妬と憎悪に埋まっていく自分の心。 制御できない自分の感情。

香はその場から涙を流して走り去って行きます。

 

 

翌日―――。 近広は英介の保育園のお送りを済ませて車へと向かっていました。

すると英介を預かった穂波は、彼が近広のカギを握りしめていることに気が付きます。

よく見ればキーについているキーホルダーは、自分が香へプレゼントしたものでした。

このことから穂波はついに香の不倫相手が近広だということに気が付いてしまいます。

急いで近広を追いかけて、このキーホルダーを香へ贈ったのは自分だと打ち明ける穂波。

近広は穂波が香の友達だということに気が付き、急に穂波を言いくるめようとしだしてきました。

穂波の腰に手をまわして顔を近づけてくる近広…。

穂波は近広のことを軽蔑の眼差しで見ています。

しかし近広は不倫なんて最低な行為だけれど、本気で香のことを好きになってしまったんですと切なそうで語り出しました。

穂波は内心、ただの浮気を美化しているだけだと考えますが…。

ふと頭に浮かぶのは、自分の中に眠る時松への想いです。 果たして自分は恋のままでいられるのだろうか…？

周りの浮気不倫に、自らの心を揺さぶられる穂波なのでした。

 

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初恋不倫・第5話の感想

どいつもこいつも不倫に浮気に…そんな気持ちになるのはよくわかります。 実際、穂波のまわりにはそういう話が多すぎますからね。 自分自身も被害者の一人ですし、大親友までも不倫に走って…。 穂波も本当は時松への恋心があるのに理性でそれを我慢しているわけですから、もしかして彼女が浮気に対して抱いている嫌悪感の本当の正体とは…「嫉妬」という感情なのかもしれませんね。