ヌリタス〜偽りの花嫁～・第 28話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「ヌリタス〜偽りの花嫁～」第28話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ヌリタス〜偽りの花嫁～・第28話のネタバレ

雷がごろごろと音を立て今にも落ちてきそうな中で、ヌリタスは城の上から村を見下ろしていました。そしてヌリタスは公爵城の親切な人に良心を痛めるのです。"なぜなら自分は公爵家を潰すために送られた人間だから…。"

母を迎えに行く約束の目処も経たず、ヌリタスは苛立ちを覚えます。部屋に戻ろうとしたヌリタスの耳に、動物の鳴き声が聞こえてきました。急いでその音の方に向かってみると、庭園の端に唸りながら震えている黒い犬がいました。

お腹の膨らみを見て陣痛だと察知したヌリタス。犬の出産を手伝ったことがあるヌリタスは、破水して時間が経ったことを察知しました。

"もうすぐ産まれそうだ…。"そう思うヌリタスですが、周りに人気はなく自分の力だけでどうにかしようと犬にマントをかけます。しかし中々産まれず難産が予想され、さらには雨も降り出してきました。母犬の命が心配な状況です。

"どうしよう。"そう思った瞬間に誰かが通りかかったのが見え、ヌリタスは咄嗟に助けを求めます。しかしヌリタスが声をかけたのは公爵でした…。

"なぜ今こんなところに公爵がいるのか。"なんてことはもうヌリタスにはどうでもよく、急いで公爵に乾いた布を持ってきてもらうよう頼みます。

出産が無事終わり、5匹の子犬が産まれました。しかし母犬はもう息絶え絶えの状態でヌリタスはどうにかして助けようとしますが、公爵はそんなヌリタスを止め、"まずは自分の身体を休ませろ。"と命令しました。

ヌリタスは心の中で"犬の出産の手伝いをする貴族なんていない。怪しまれた。"と思いましたが、公爵は"その犬の名はオニックスで、死んだ兄が育てていた。"と呟きます。

雨が降っていたため、公爵もオニックスが心配で様子を見に来たのです。公爵はヌリタスにお礼を言いました。出産の手伝いで血まみれになったヌリタスを公爵は抱きしめ続けるのでした…。

 

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ヌリタス〜偽りの花嫁～・第28話の感想

犬の出産を手伝って2人の中が縮まるとは思いもしなかった(笑)あとこれオニックスは助かったのかな？助かってて欲しいなぁ…。 子犬5匹も公爵家で育てることになったまた素敵だなぁ。と思いました。

早くヌリタスの安堵が欲しいと思っていたんですが、よくよく考えたら公爵も心の安堵を求めているに決まっていますよね。お互いがお互いの心の傷をなめあうような関係にまずはなっていくんだろうなぁ。当分ラブ展開は遠そう。

あと私的に、貴族で目の前の犬をみすみす失くしてしまうなら、私は全然私生児の方がかっこいい。と思いました。ヌリタスの出産の手伝い方法はちょっと雑でしたが、それでも5匹の犬の命を助けたことは事実です。かっこよかったよ！