復讐の皇后・第74話のネタバレと感想｜comico

「comico」に掲載されている「復讐の皇后」第74話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第74話のネタバレ

翌朝―――。 パトリツィアは自分で立つことができず、ラファエラに抱えられて皇后宮へと帰ってきました。 ミルヤや侍女たちはすぐに湯浴みの準備を始めます。

湯浴み中のパトリツィアの耳にはペトロニラが風邪を引き療養に入ったという知らせが入ります。 雨の中でデートなんてするからだと呆れ気味のパトリツィアです。

湯浴み中のパトリツィアの身体に残った数多くのキスマークが残されていました。

それを見た侍女は、皇帝が飲んだ薬はかなり強いものだったんですねと発言し、パトリツィアは昨晩のルシオと交わりを思い出して羞恥心から赤面します。

 

一方でローズモンドは昨晩のルシオとパトリツィアの逢瀬のことをグラーラから聞かされていました。

焦りと嫉妬がローズモンドの心を焦がしますが、パトリツィアが不妊の身体であることを考えればまだ自分にもチャンスが十分にあるはずだと彼女は自分に言い聞かせます。

しかしルシオと愛し合っていた頃を思い出せば、思わずその頬を涙が伝ってしまうローズモンドなのでした。

 

ルシオはその後、皇后宮に出向いてパトリツィアの身体を心配しました。 しかしパトリツィアはそんな彼の考えが読めません。

自分は立つこともままならないほど疲弊したというのに、ルシオは逆に調子が良さそうな様子です。 パトリツィアはそのことに漠然と不快感を抱くのでした。

パトリツィアに謝罪をするルシオ。 彼女は自分たちは夫婦なのだから大丈夫、気になるようなら忘れようにと話してきます。

ルシオはこの言葉に反応します。 “そなたは忘れられるのか？”

パトリツィアは冷たいまなざしで、“お望みであれば”と答えました。

あんなにも熱く過ごした一夜も、パトリツィアにとってはその程度のものだったのかとルシオはショックを受けます。

パトリツィアにとっては初めての夜だったはず…。 それは彼女にとって特別な夜となり、特別な意味もあったはず…そうルシオは考えていたのです。 しかし彼女自身にとっては初めての苦痛を味わった日だという意外の特別な意味は何もありませんでした。

パトリツィアは、昨晩はルシオを軽蔑しようと思って自ら抱かれに行ったのだと打ち明けます。

ショックを受けるルシオ。 彼は、身体を繋げることでパトリツィアが少しでも自分に対して情を抱いてくれるのではないかと期待していたのです。

それどころか相変わらず軽蔑の眼差ししか向けてこないパトリツィア。 そういう態度や言動で自分がさらに傷つくとわかってやっているなら実に有効なやり方だとルシオは言い出しました。

その言葉の意味がわからないパトリツィアは、なぜルシオが傷つくのかを尋ねます。

するとルシオは、傷つくのは自分がパトリツィアを愛するようになったからだと答えて…。

 

『復讐の皇后』の最新話を無料で読むには？！

『復讐の皇后』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

復讐の皇后・第74話の感想

なんだか高校生の恋愛のやりとりを見ているような気分になりましたね。 もどかしくてもどかしてくムズムズします。

パトリツィアもここまで意固地になるとちょっと…彼女の気持ちに共感しずらくなってきましたね。 逆に「最近のルシオなんか可哀想だな」とさえ思えてきてしまいました。

ついにルシオがパトリツィアに愛を伝える展開となりましたが、まぁパトリツィアはその言葉をそのまま信じることはないでしょうね…今までが酷過ぎましたからね～。