金魚妻・金魚妻⑤(5巻)ネタバレと感想

「金魚妻」5巻より金魚妻⑤のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

金魚妻⑤(金魚妻5巻)のネタバレ

さくらと圭一の結婚記念日かつ蘭の誕生日の日。赤ちゃん・桜圭が生まれ、さくらと圭一と蘭は三人で布団に横たわる桜圭を囲みます。

桜圭がくしゃみをすると、声を合わせてBless youとおまじないを呟く圭一と蘭。 蘭が七歳になるまで、圭一の仕事でニューヨークに住んでおり、そのときの習慣なのでした。

その会話の流れで圭一がさくらに過去の話を全くしておらず、将来の話もしていないことを知った蘭は、さくら狙いの客も来るのだからと圭一にもっと危機感を持つよう促します。

そんな話をしていると、さくらを狙う客の一人・保ケ辺がやってきます。 実は保ケ辺は圭一の前の会社の後輩で、圭一が奥さんは元気かと尋ねると、保ケ辺は自業自得な理由で離婚され、今では連絡もとれないことを打ち明けるのでした。

その後保ケ辺は気を取り直し、金魚を眺めます。 しかし蘭は保ケ辺が金魚を見ているフリをして、水槽越しにさくらを盗み見ていることに気付きます。さくらが保ケ辺に声をかけると、嬉しそうにうんちくを長々と語る保ケ辺。その様子を見て蘭は楽しそうに話しているのにいいのかと圭一に訴えますが、圭一は全く気にしていないようで笑って受け流します。

去る者追わずで諦めが早い圭一を蘭は心配しているのでした。 17年前の今日、圭一が蘭の誕生を見ようと病院に向かっているとき、圭一の会社が入っていたビルが崩壊し多くの仲間が亡くなりました。

その経験から人生の終わりは突然やってくることを知り、もっと好きに生きればいいという考えを持つようになったのです。

そんな時、圭一の前妻・真紗子がお店を尋ねてきます。 真紗子はさくらに悪いおじさんに騙されているのではと嫌味を言いますが、さくらは平気な顔で騙されているように見えるのかと返します。

美しくて、自分以上に圭一を知っている前妻に悔しさを感じるさくらは、真紗子の悪意ある言葉をすいすいと軽やかに泳ぐ縁日の金魚のようにかわすのでした。

蘭は真紗子と帰り、保ケ辺も店をあとにすると、圭一とさくらはようやく二人きりになれたと抱き合い、幸せな笑顔を浮かべます。

 

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金魚妻⑤(金魚妻5巻)の感想

なんと、弁当妻の変態夫・保ケ辺さんが登場しました！ やはり、奥さんに逃げられたショックは大きかったようです。 しっかり自業自得で離婚されたことを認識しているようで、少し安心しました。保ケ辺さん、さくらは既婚者だから、狙っては駄目ですよ！と誰か教えてあげてほしいです...。

そして遂にさくらと圭一の赤ちゃん・桜圭が生まれました。かわいいですね～。蘭もデレデレで、みんな幸せそうです。

圭一の前妻・真紗子が突撃してきて、さくらと対面するというハプニングもありましたが、さくらは怯むことなく、平気な顔で真紗子の嫌味をかわします。

しっかり桜圭の名前がさくらと圭一から付けられたこともアピールしたので、付け入る隙はないくらい二人が幸せに過ごしていることが真紗子にも伝わったのではないでしょうか？