金魚妻・美容妻②(7巻)ネタバレと感想

「金魚妻」7巻より美容妻②のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

美容妻②(金魚妻7巻)のネタバレ

容子は夫を友人のようにしか思えず、一度も身体の関係を持ちませんでした。もともと容子たちは子供を望んでおらず、親を安心させるために結婚しただけで、容子は不妊治療の代わりに美容クリニックに通っていたのでした。

半年前、容子は夫の葬儀で野岸とLINEを交換します。 根岸と言えば、容子の結婚式でつまらなさそうにあくびをしたり、子供は作らないのかと他人の事情に無神経に首を突っ込もうとしたりするイメージで、容子は嫌な奴だと思っていました。

根岸が夫に業績で負けている腹いせでそんな態度をとっていると考える容子は、この葬式を機に野岸も容子に興味を無くすだろうと思います。

そんなときに突然野岸からLINE交換をしたいと言われ、偶然野岸が容子の隠し撮りをしていたことに気付くのでした。容子は根岸の目的が分からず、動揺します。

葬儀が終わると、夫の同僚たちが容子の顔が変わったと喫煙所で話します。 同僚の一人が容子の昔の写真を持っており、歯科矯正したことを見抜きます。

後日、根岸が容子に団地の一室を紹介すべく尋ねてきます。 社長に容子のマンションを賃貸に出す手続きを手伝うよう指名されたのだそう。

野岸と話すうち、容子は野岸が自分たち夫婦に単に興味がなかったのだということに気付きます。 反対に興味をもった相手には直球で、容子の顔が変わったことについて遠慮なく質問してくるのでした。野岸にきれいだと言われた容子はドキドキします。

野岸とは賃貸契約のためにまた会う機会があり、口では夫が亡くなったとはいえ人妻なので、と野岸の誘いを断りつつも、涙袋や唇にヒアルロン酸を入れてベストコンディションで愛に行きます。そしてその日、野岸と身体の関係を持ちます。

かつて自分に見向きもしなかった男が、必死に自分を繋ぎとめようとしていることに満足する容子。この日、容子は綺麗なうちにたくさんの男と寝ようと決めるのでした。

 

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美容妻②(金魚妻7巻)の感想

野岸と野岸の周りにいる同僚たちが気持ち悪かったです。男性はそれほど外見の変化に気付かないイメージですが、なぜか容子の過去の顔の写真のアップを持っていて、歯科矯正したことまで見抜くなんて、どこまで観察しているんだと不気味に思いました。それに、お世話になった同僚の葬儀で、悲しむべきところで勝手に容子を隠し撮りしていた根岸も常識がなくて変な人だと思いました。

とにかく根岸のような人間は余り関わりたくないなと私なら思いますが、容子は前から興味があったようです。そして夫がいなくなった今、美容に時間もお金も使える容子はどんどん美しさに磨きをかけ、根岸だけでなくさまざまな男性をひっかけてますます自信を付けていくのでしょうね！

そんな人生も楽しそうです。