【最新96話更新】「永久指名おねがいします！」の全話ネタバレと感想まとめ｜恋するソワレ

「永久指名おねがいします！」のネタバレ付きのあらすじと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

幽霊が出ると噂される廃病院へ

十和子たちが掃除を頼まれた建物は、旧大橋医院という古い病院でした。

作業を進めていると、リオとモエが不審な影と遭遇してしまいます！
この場所には幽霊が出るという噂があっていたため、2人は持っていた箒で影を追い払おうと必死に叩きまくりました。

しかし、よく見てみると相手は普通の人間の模様。彼のは芦原という名前の医大生で、前から気になっていた旧大橋病院の扉が開いていたから、見学をしたくて中に入ってきてしまったのだそうです。

芦原を含めた5人で清掃の作業を再開することになりました。しかし、次第に夜も更け、館内は昼間の雰囲気とは打って変わってホラーチックになっていきます。

そんな中、十和子たちは廊下を猛スピードで移動する謎の影を発見！その正体を突き止めることになったのですが……。

新登場の医大生・芦原がどうも怪しい？

芦原はどうやらこの旧大橋病院に特別な思い入れがある様子です。さらに、この廃病院を復活させたいと考えてはいつつも自分には何もできないと考えている節も見受けられました。

幽霊が出ると聞けば普通は誰でも気味悪がるところですが、芦原はそういった素振りはみせず、むしろ幽霊は誰かの勘違いなのかもしれないと軽く流そうとします。

これらのことから推測すると、廃病院に興味があって迷ってしまったと話す医大生の芦原こそが、この廃病院に現れるという幽霊の正体なのかもしれません。

廊下を移動する影の正体

廊下を猛スピードで移動する影の正体ですが、可能性としては野生生物か幽霊の二択な気がします。廃病院なので野生生物が住みついていても不思議はないですし、十和子たちの気配を察知して興奮してしまった可能性も十分にありますね。

そうでなければ幽霊か？という話になりますが、そうなると新登場の芦原って一体何のために出てきたの？って感じなってしまう気もしました。

永久指名おねがいします！・第96話の感想

普段のストーリーと一風変わったホラー交じりの展開なので新鮮な感じが続いていますね！ そして新登場の謎の男性の芦原の言動が、どうもひっかかる節が多くて気になるところです。旧病院に前から興味があって思わず迷い込んでしまったと話す彼ですが、果たしてそれは本当なのでしょうか？

もしかしたら芦原はこの旧病院と深く関わりがある人物なのかもしれませんね。この病院がなぜ廃院に追い込まれたのかが明らかになれば、芦原との関係性も明らかになるかもしれません。

謎の影が現れた瞬間、十和子を守ろうとする蓮次の行動がさすがだなと思いました♪

ひょんなことからお化け屋敷の掃除を頼まれる十和子たち

蓮次は十和子との結婚にあたり、マキに指摘された「経済面での不安」を改善すべく、動き出していました。当面の目標はホストをやめても、経済面で安定した生活ができるようになることです。

しかしそんな蓮次にはある悩みがありました。
それは自分がホストを辞めた後、その穴を埋められるような質のいいホストがなかなか育たないということ。

ホストに憧れて業界に入ってくる若者は多いのですが、ホストというものは華々しい仕事ばかりではなく実は地味な仕事も多く、若者の多くがそれに耐えられないようなのです。
売れなければ食っていけない世界でもあり、食事にすら困っている若手ホストも少なくはありませんでした。

そんな折り、蓮次は蓮次の後輩のリオからある頼まれごとをされます。
それは、今は閉院しているある古い病院の掃除をしてほしいという頼み事です。しかもその建物には、幽霊が出るという嫌な噂があって……。

十和子は気乗りしないながらも、半ば強引にリオの頼みを聞くことになってしまいました。こうして十和子・リオ・蓮次・モエの4人は、幽霊が出ると噂される屋敷に向かうことになってしまいます。

蓮次の中で募る焦り
十和子と結婚したいという気持ちは募り続けますが、マキから言われた「経済面での不安要素」を何とか潰さなければいけないという焦りも同時に募ってしまう蓮次です。結局ホストで溜めたお金を切り崩して生活していくとしてもいつか底を着くわけですから、何としても昼職に転身するしかないんですよね。そんな中、息吹がかおりの父親が経営する店を引き継いで結婚をしたいと決意したことが、蓮次の中の焦りを増幅させたような気がします。

一方の十和子はマキの言葉をそれほど真剣に捉えていない
マキは実の兄からの言葉だからというのもありますが、この間指摘されたことをあまり深く受け止めていない様子です。マキの言うことなんて関係ないし自分たちの気持ちが一番大事なんだから結婚は問題なくできると考えているのかもしれませんね。ただ、結婚を真剣に考えれば考えるほど、今の十和子と蓮次では結婚生活が破綻しかねないことにちゃんと気付けると思います。

今後の展開について
蓮次がいつまでホスト業界と関わり続けるのかが気になるところです。彼は自分がホストを辞めた後の後輩たちのことを気にしていましたが、食事さえどうにかなればとりあえずは不安要素は解消されるのでは？と思いました。十和子は料理が得意なのだし、十和子をキッチンスタッフとしてまた雇えばいいのに。

蓮次と十和子の交際に反対するマキと築だが、築は次第に2人を応援するようになり……？

場面は温泉街での観光シーンです。
蓮次・十和子・築・マキ・蓮次の両親は、揃って温泉街へ観光へやってきました。

なかなかに難しい面子ですが、観光を提案したのは蓮次の母親です。
せっかく蓮次と十和子がいい感じになったのだから、皆で想い出づくりをしたいと母親が言い出したのがきっかけでした。

蓮次と十和子はそれなりに観光を楽しみますが、やはりどうしても気になるのは、自分たちの交際に反対し続けているマキと築の存在です。

マキは、十和子の幸せを心から願っています。
しかしホストをやめて職につかない蓮次が、十和子を本当に幸せにできるのか懐疑的でした。

"子供が産まれても父親が仕事をしていない姿を見せるのか？"
"ホストで稼いだ金を切り崩して生活したとしても、いつか底がつきるのではないか？"

そんな疑問から、マキは蓮次と十和子の2人に交際を認めるにあたって「納得できるくらいしっかりとした将来のプランを提示する」という条件を突き付けていたのです。

マキのことなんてかまわずに結婚してしまえばいいと考えている十和子。しかし蓮次の心には想像以上にマキの言葉が刺さってしまい、蓮次は将来について思い悩み始めてしまいます。

そんな中、築は十和子と蓮次の仲睦まじい姿に敵わないと察したのか、蓮次への想いを断ち切り2人を応援する立場へと転じました。マキは築のそんな様子が許せなくて……。

十和子との将来に悩む蓮次だが、そんな中ホスト仲間の息吹がかおりと結婚するためにホストをやめて婿養子になる決意を固めていることを知る

ある日、蓮次はかおりにカフェへ呼び出されます。

かおりは、息吹と自分の将来について相談をもちかけてきました。

息吹はもともと、十和子へ片思いをしていました。
しかし言わずもがな蓮次と十和子が両想いであることを知り、潔く身を引きます。

かおりはそんな息吹にアプローチをしていましたが、息吹の仲ではまだ十和子への想いが捨てきれず気持ちの整理がついていない様子でした。

しかしかおりの真剣な想いに対して、いつか前向きに答えを出したいと話していた息吹。

そんな彼がついにかおりとの結婚を決意し、なんとかおりの父親が経営する花屋を婿養子として継ぎたいと申し出てきたのだと言います。

突然のことで動揺したかおりは思わず蓮次に相談を持ち掛けてしまったのでした。

自分がマキの言葉を受けて足踏みをする中、息吹が結婚に向けて前に進み続けていることを知った蓮次は……。

93話にて蓮次への想いを断ち切ろうとする築の切なげな表情が涙を誘いました。

十和子はマキの話なんて関係ないといった態度を示し続けるのですが、蓮次のほうはかなり真剣に十和子との未来を考えているが故に行動がやや慎重になってしまっています。

マキの言葉が思いのほか蓮次の決心を揺るがしますが、ホスト仲間の息吹の男らしさを目の当たりにして再び蓮次の中で燃え上る何かがあったようです。

十和子と蓮次が十時家に泊まった際、2人が布団の中でイチャイチャしていたという話を聞かされたマキ…！ あまりの衝撃に彼は頭が真っ白になり、その場に倒れてしまい…！？

知らせを受けた十和子たちがやってくると、そこには布団に横にされているマキの姿が。 医者に診てもらったところ、酔って寝ているだけだろうと診断されたのことです。

しかし傍に居た築は、十和子と蓮次が布団の中でイチャイチャしてるだなんて言ったせいで驚かせてしまったんだろうと横やりを入れてきました。

あの時のことを兄に知られてしまったのだと察した十和子と蓮次は、母親に改まって話をします。

マキが目覚めると、そこには蓮次の母親の姿が。 なんだかキラキラとした瞳でマキのことを見つめていました。

かと思いきや、母親は突然マキに土下座し、うちの愚息が申し訳ありませんでした！まさかあの時2人が恋人のフリをしていたなんて思いもよらず！嫁入りまえのお嬢さんにとんでもないことを！と平謝りしてきます。

後は自分たちで説明すると、蓮次は母親を部屋の外へと出しました。

事情が呑み込めなくて動揺するマキ。 恋人のフリとはどういうことだ？と十和子に尋ねようとしますが…。 その前にどうして連絡もなしにいなくなってモエに心配かけるような真似をしたんだと十和子はマキを窘めてきました。

マキは、十和子の口から真実を聞くくらいなら自分の目で確かめてやろうと思ったのだと打ち明けます。

それを聞いた蓮次たちは、マキに事の顛末を隅から隅まで説明し始めました。

蓮次と家族の確執を和らげるきっかけとなったのが十和子の言葉だったこと…。 当初は蓮次のお願いで十和子が恋人役をしてくれていたこと…。 あの時はフリだったけれど、今は真剣に交際をしていること…。

蓮次は真剣な表情で、自分たちの交際を認めてほしいとマキに訴えかけはじめるのでした。

マキからしたら頭の中が大混乱ですよね。 付き合ってるのか付き合ってないのかはっきりしてー！って感じでしょうね。 まぁ今回ラストシーンで交際が明確になったわけですが。

にしても時十家族ってなんか雰囲気いいですよね。 この家族と確執があっただなんて蓮次自身もかなり当初はとんがっていたんだろうなぁ～と察します。 にしてもマキに交際を認めてもらうべく頭をさげる蓮次の潔さが猛烈に綺麗でカッコ良かったです…！

さてさて、ついに真実に行きついたマキ！ 果たして彼は二人の交際を認めてくれるのでしょうか！ 次回でその答えが明らかになりそうですよ～！

十和子の口から悲しい事実を知らされるくらいなら、いっそ自分で真実を確かめてやる…！ そう思い立ったマキは、2人が宿泊したであろうホテルへと向かいました。

十和子の兄を名乗りフロント係に宿泊履歴を尋ねますが、当然のことながらプライバシーに関わるため何の情報も得ることができません。

しかもこれ以上この場に留まるなら警察を呼ぶとまでいわれてしまい…。

マキはスマホを取り出して蓮次の写真を出し、十和子と一緒にこの人もいたはずだと話し出します。

すると奥からやってきた別のフロント係の女性が、この人は十時さんのところの息子さんじゃないかと答えてくれました。 すると先ほどまでマキに厳しい視線を向けていたフロント係の女性も、急に前のめりになってスマホを覗き込んできました。

十時一家は地元ではかなり有名らしく、このホテルも十時家の呉服屋に世話になっているのだとか。 フロント係の女性は十時家の父に大ファンらしく、その息子の写真ということもあって食い入るようにマキのスマホを覗き込み、テンションが上がってしまったのか聞いてもいないことまでペラペラと話出してくれます。

フロント係はその流れで宿泊履歴を教えてくれます。 すると十和子たちが当日に宿泊をキャンセルしていることがわかりました。

しかも3人で止まっていると思っていたのに、予約していたのはどうやら2人だけだったのです。

まさか2人で一つの部屋に泊まったのか！？と不安がよぎるマキですが、どうやら部屋はちゃんと2つとっていたようです。

フロント係の女性たちは、ホテルを予約なんてしないで実家に止まればいいのに…と不思議がっていました。

マキはその後、十時呉服店を直接尋ねました。 店のまえでどう声をかけたらいいか迷っていると、蓮次の幼馴染の築が声をかけてきます。 東京者か？と訝し気にマキを見つめてくる築。

すると店の中から、蓮次の母親が現れました。 マキが自分は十和子の兄だと名乗ると、母親は突然態度を変えてマキを盛大に歓迎しだします。

そのまま家の中へと通されるマキ。 十時一家はみんな蓮次そっくりの美男美女ぞろいでした。 しかも見た目が見た目だけに何だかキラキラと輝きを帯びているようにも見えてしまうほどです。

あれよあれよと向こうのペースに巻き込まれてしまうマキ。

すると母親は何やらもじもじとしながら、お兄さんがご挨拶にきたということは、いよいよ蓮次と十和子は結婚するということなのかととんでもない質問をしてきて…！

聞けば十和子は蓮次の家に止まった時も彼とたいそう仲睦まじく、布団の中でもずっとイチャイチャしていたのだとか！？

それを聞いたマキは頭が真っ白になり、ドサリと床に倒れてしまうのでした…。

警察を呼ぶぞとまで言われていたのに、十時の名前を着た瞬間、フロント係の口がペラッペラに軽くなりましたね…。 十時家はそれほど地元では影響力のある一家のようです。 せっかくここまで来たのに、突き止めた真実は予想をはるかに上回るほど衝撃的なものでした…。 マキが不憫でなりませんね～。

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