私を捨ててください・第64話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「私を捨ててください」第64話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

私を捨ててください・第64話のネタバレ

妖精の森の毒気にやられて危機に瀕するアデル…。 彼女のピンチを救ったのは目の前に現れたウサギでした。

ウサギはヘクシオンの前で解毒の効果がある赤い実を食べてみせ、ヘクシオンに解毒方法を暗に伝えてきたのです。

その甲斐あってアデルは無事に目を覚ましますが…なんと先ほどのウサギが目の前で赤い髪の女性に姿を変えて…！？

その姿は人というよりも、妖精の類に違い雰囲気を醸し出していました。 妖精は、"フッセンライトの子供であるアデルに用があるため、解毒方法を教えて命を助けてやったのだ"と告げてきます。

アデルが"フッセンライトは遠い昔に亡くなった人だ"と告げると、妖精はどこか寂しそうな顔をしました。

アデルのことを"フッセンライトの子孫に違いない"と話してくる妖精。 アデル自身も自分が治癒能力を持っていることから、もしかしたら妖精の言っていることは真実かもしれないと思い始めます。

妖精は、アデルたちに森に入った理由を尋ねてきました。 アデルは石碑の解読にきたことを正直に打ち明けます。

妖精は、アデルのことは案内してやるつもりでした。 彼女の中にフッセンライトの血が流れている確信がありましたし、もしそうでなく石碑を悪用しようとすればどのみち命を落としてしまうため、支障はないだろうと考えたのです。

妖精が案内役を買って出ると、アデルの表情はパッと明るくなります。

すると妖精は突然にアデルにキスをしてきて…！？ "通行料だ"と妖精は悪戯に微笑みます。

 

妖精が魔法のようなもので石碑までの道を開きます。 そこはまるで別空間です。 まるで星空の中を歩いているような幻想的な光景がそこには広がっていました。

妖精は、惑わされないようにしっかり自分だけ見てついてこいとアデルを促します。

しかし、妖精はアデルのことは気に入りましたが、ヘクシオンのことは気に入りませんでした。 それはヘクシオンも同じこと。 両者は互いに警戒し合い、相手に主導権を握らせまいと牽制しあっています。

美しい光景の中を歩き続けるアデルですが、突然彼女に異変が…！ まるで周りの景色に惑わされるように、アデルはフラフラと目的地を見失いかけてしまったのです。

ヘクシオンはそんな彼女に気をしっかり保つように告げ、キスをします。 自分だけを見るように力強くアデルに訴えかけるヘクシオン。

その様子を見ていた妖精は、ヘクシオンに対して"たいした独占欲だな"と皮肉を吐いてきました。 妖精は、"いつかヘクシオンの奢りがアデルの命を奪うことになる…"と不吉な予言を告げてきます…。

 

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私を捨ててください・第64話の感想

妖精の正体がはっきりしませんね。 なんだか一般的な妖精とはちょっと雰囲気がかけ離れています。 もしかしたら入口でアデルたちのことを鋭いまなざしで凝視していたのは、この妖精なのかもしれません。 あの時は獣の姿をしていましたが、妖精はウサギに姿を変えられるようですし…もしそれがウサギだけでなく「生き物全般に姿形を変えられる」のであるとすれば…。 そうなると今現在の人型も、もしかしたら本当は真の姿ではないのかもしれませんね…。