暗殺令嬢は溺愛される～捨て駒少女、海の花嫁として咲き誇る～ ・第9話のネタバレと感想｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「暗殺令嬢は溺愛される～捨て駒少女、海の花嫁として咲き誇る～」第9話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

暗殺令嬢は溺愛される～捨て駒少女、海の花嫁として咲き誇る～・第9話のネタバレ

水に浮かぶクラウディオを、急いで引き上げた殿。その瞬間、クラウディオが女であることに気付いた様子で、部下に"クラウディオが女であることに気付いていたのに、なぜ早く言わなかった。"と叱咤しています。

 

船の上で殿は指輪を投げ、海に向かって"海よ、我は汝と結婚した。これからも私たちに変わらぬ恩寵をいただきたい。"と叫びました。その声に反応するかのように、民たちは"オリヴェート万歳、海よ変わらぬ恩寵を！"と嬉しそうに復唱しています。

民に聞こえないような声で、クラウディオは"私をなぜ助けたのか。"と殿に問いかけています。"自由の国オリヴェートは何にも屈指しない、それが神であっても。"と答えました。

殿は、"しかしジャコモが「神の代理人」である聖天大公になっていたら、面倒なことになっていた。異教徒との貿易を禁止すればオリヴェートどころか、半島もろとも衰退する。"と言い、"ジャコモを消したいと思っていた人は多く、自分もその中の1人だった。だから感謝しているのだ。"と続けてクラウディオに説明しました。

"だったとしてもどうしてこの恰好…。"と、クラウディオは自分が男装していることに疑問を抱いています。"その方が都合がいい。"と言った殿は不機嫌そうなクラウディオの肩を抱き、"自分の息子になったクラウディオである。"と民たちに紹介しました。"若い女を囲っていられると民に勘違いされるのは心外だ。"と殿はクラウディオに耳打ちします。

 

クラウディオは、"殿で5人目だ。自分は今まで4人の父親に捨てられた。"と呟きました。殿は哀愁漂うクラウディオの肩をまた引き寄せ、"死ぬまで自分の息子にするつもりはない。相応の年齢になったら自分の愛人にするつもりだ。"と声をかけるのでした…。

その言葉にクラウディオは少し顔を赤くし、鼻で軽くあしらいました。

 

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暗殺令嬢は溺愛される～捨て駒少女、海の花嫁として咲き誇る～・第9話の感想

クラウディオは4人の父親もどきに捨てられて、もう心も体もボロボロだと思うんですよ。絶対強がっていますからね。 でもこうやって殿に言われてしまったら、期待しちゃうしときめいちゃいますもんね。女の子だもん、だって。

これって多分過去を遡っている感じなんですよ。だからどう考えてもまだまだ辛いパターンの展開なんですよね…。クラウディオっていつ幸せになれるの～！！

いきなり見た人って殿ってええやつやん。って絶対なりますよね。私もなんの前知識もなく読んでたら殿いいやつやん。ちょっと口軽いけど。って思います(笑)

結局殿はいろんな目的があって、クラウディオを息子として育てることが都合がいいと思ったんでしょうね。はよクラウディオ報われてくれー！