初めて恋をした日に読む話・最新35話のネタバレと感想｜クッキー1月号

2021年11月26日発売の「クッキー」1月号に掲載されている「初めて恋をした日に読む話」第35話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

春見は由利に押し倒される夢を見ていました。 夢の中で、これは夢だとすでに気が気が付いている春見は冷静に押し倒されています。 そしてこんな夢を見てしまう自分に対して、"煩悩よ静まれ！"と叫び目を覚ますのでした…。

春見の中で、由利への「好き」は順調に膨らみ続けています。

目覚めてすぐに由利から電話がかかってきました。 春見が電話に出ると、由利は唐突に"寝てたの？なんだかいつもより声が可愛い気がする…俺の夢でも見ていたの？"と言い出してきます…。

見事に図星をつかれてしまう春見なのでした。

自分を律するべく、春見は恐ろしく真面目すぎる髪型で出勤します。 由利がやってきて、さっそく髪型を指摘してきました。

くしゃりと春見の髪を撫でる由利。 塾に入ると、由利は突然春見の頭にキスをしてきました。

いつもならキョドる春見なのですが、なんと彼女は受け入れるかのように由利の頭をそっと撫で返したのです…！

その様子を遠巻きに見ていたのは牧瀬。 彼女は2人の様子から、"絶対に2人の仲が以前よりも親密になっている。"と察します。

その後、いてもたってもいられずに春見を問い詰める牧瀬。 春見は詰め寄られてつい由利に告白をしたことを打ち明けます。

絶対に牧瀬に引かれると思った春見でしたが、彼女は意外な反応を見せてきました。 引くわけでもなく怒るわけでもなく、ただただ事実を受け止め、なんとか飲み込もうとしている様子です。

牧瀬が一番気にしていたのは、春見が由利に告白したことを八雲が知っているのかどうかという点でした。 しかし春見は、"八雲はまだ何も知らない。"と答えます。

八雲に対して学生時代から恋心を寄せている牧瀬は、じれったい気持ちを抑えることができず、八雲に会いに彼の会社まで赴いてしまいます。ちょうど八雲が部下の西大井を連れて昼ご飯を食べに出て来た時、山下も合流して一緒に昼ご飯を食べることになりました。

一方牧瀬は物陰に隠れていたつもりが山下にあっさりとバレてしまい、八雲と山下と西大井と牧瀬たちは食事に行くことになってしまいました。その席で八雲は、ロンドン支社に出向希望を出すつもりでいることを打ち明けます。

気持ちが高ぶり過ぎた牧瀬は、思わず"一人でいかないでほしい…自分も一緒に行きたい。"と発言。

その告白まがいの反応に、山下たちは牧瀬の胸の内を知るのでした。

牧瀬は、八雲のことを諦めることはできません。 しかしそんな八雲はかれこれ春見に20年近く片思いをしています。 そしてその恋が今砕け散りかけている…。

牧瀬はソワソワとした気持ちが収まりませんでした。

そこで彼女はなにを思ったのか、深夜の2時に春見にボーリング勝負をけしかけます。 "もし自分が勝ったら、もう一度八雲のことを考え直せ。"と言い出すのです。 "あんないい男は他にいない！振るなんてバカだ！八雲を傷つけるな！"そんな理不尽なことをいいながらボーリングの玉を投げる牧瀬。

春見はそんな彼女に、冷静に"自分が好きなのは由利なのだ。"と答えます。

"なぜか頭の中では、由利を好きになったら幸せになれるという音が聞こえるのだ。"と語りました。

そして、"牧瀬もきっと八雲に対して同じ気持ちなんでしょう？"そう言ってきます。 牧瀬は思わず春見の胸にもたれ掛かって、号泣してしまうのでした…。

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牧瀬さんが最高に切ないことになっています…。 というかれ八雲の恋ってかれこれ20年来なんですね。 ありえないくらいの大片思いです…。 ですがもはや由利に対する春見の気持ちはしっかりと固まってしまっていますし、つけ入る隙はなさそうです。 八雲と牧瀬が無事にくっついてくれれば嬉しいんだけど…。

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