初めて恋をした日に読む話・第37話のネタバレと感想｜クッキー5月号

2022年3月26日発売の「クッキー」5月号に掲載されている「初めて恋をした日に読む話」第37話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

少人数の同窓会に出席する由梨の父・菖次郎。
参加しているのはなんと、東大の教授陣でした。
さすがの顔ぶれですが、同級生たちは菖次郎に冗談を飛ばしてくるほど仲が良い様子。

菖次郎の息子が東大を目指していることを知った同級生たちは、勝算はあるのかと尋ねてきます。

菖次郎は、勉強もひとまず順調だし、何より一緒に食事もとるようになって息子との関係が昔より良くなっていると穏やかな表情で報告しました。

同級生たちは、菖次郎の倅なんだからきっと上手くいくと応援の言葉を送ってくれます。

すると突然、個室のはずの扉が勢いよく開き、酔っぱらいが入ってきました。
どうやらこの客は、ここをトイレと間違えて入ってきてしまったようです。

店員がすぐに連れて行き、この場では事なきを得るのですが……？

順子は、由梨の東大入学者募集要項などの書類に目を通していました。
まさか自分がこの書類に目を通すことになる日がくるなんて……と若干青ざめている順子。

いよいよ勝負の冬が始まろうとしていました。

由利は唐突に、"自分との2人暮らしが始まっても順子は仕事を続ける気か？"と尋ねてきます。
唐突すぎる質問に順子は固まってしまいました。

由利は、合格したらすぐに迎えにいくけれど、自分と交際しているからといって小さな場所で順子を燻ぶらせたくないのだと語りだしました。

自分は順子にたくさんのことを教えてもらって、勉強だけでなく人生そのものがいい方向に向かっている。
そういう思いをする人間が、増えてほしい……由利はそう語ります。

どうやら彼は年下で学生だからといって順子の重荷にはなりたくないらしく、彼女には自分の望む道や飛び込みたいフィールドに自由に羽ばたいて行ってほしいと考えているようです。

由利の気遣いを察した順子は、恥ずかしくてテーブルの下に隠れてしまいます。
由利はそんな順子に対して、大好きだと心からの素直な気持ちを口にするのでした。

しかし後日、ハプニングが起きます。

なんと、由利の父・菖次郎が週刊誌にスクープされてしまったのです。
しかも内容は、「由利菖次郎長官、東大教授陣と会食」「裏口入学」「不良息子を東大へ」というとんでもないもので……！？

どうやら個室に飛び込んできた例の酔っぱらい客は週刊誌の記者だったようで、菖次郎はただの同窓会の様子をスクープ写真として撮られてしまったのでした……！

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いやーとんでもない展開になってきました。ただ勉強を頑張っていればいいだなんて安易な問題ですらないんですね。これは予想以上に由利の受験は困難を極めそうです。

由利のお父さんも自分のせいでこんな事態になってさぞ心苦しいでしょうね……。本当に週刊誌記者ってろくでもないなと思ってしまいました。 人の幸せを不幸に変えて飯を食う仕事ですね。

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