食糧人類 re・第17話のネタバレと感想｜コミックdays

「コミックdays」に掲載されている「食糧人類 re」第17話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

帆秋 二三麿（ほあき ふみまろ）。 彼は幼少期からガリガリの体型で、食味スコアが平均の半分にも届いていませんでした。 両親はそのことを悩みの種にしており、2人の暗い表情を見るたびに幼い帆秋は申し訳ない気持ちになっていました。

"いっぱい食べてちゃんと美味しくなろう。"と笑顔で頭を撫でる父親に、帆秋もまた笑顔で返事をしており…。

そんな遠い過去の夢を見ながら、屋上で居眠りをしていた帆秋。 彼の鼻にいつのまにか蟻が上ってきています。

帆秋は蟻を優しくつまむと、そっと地面に返してやりました。

とそこへ、万智音（まちね）がやってきます。 落し物だぞと言って彼が手渡してきたのは…帆秋の腕でした。

"帆秋の腕が管理者に渡ったら厄介だと思ったから拾ってきた。"と話す万智音。 しかしよく見ると、小指の部分が一度欠けて再生した後がありました。 "恐らく辻が持ち去って言ったのだろう。"と万智音は面倒くさそうに話します。

辻は去り際に、"万智音の首よりももっといいものをみつけた。"と言って去って行きました。 彼が見つけたいいものというのが帆秋の指だとしたら、すでに向こう側には帆秋が増殖種であることがバレていることになります。

万智音は急に真剣にな表情になり、帆秋に"お前は一体何者だ。"と質問をしてきました。

はぐらかす帆秋。 しかしふざけた態度の帆秋に痺れを切らした万智音は、彼の人差し指を糸で切り落としてしまいます。

万智音は、帆秋が増殖種だろうがなんだろうが最初から組むつもりでいました。 しかし相手が辻だと話は別…"帆秋が何者かを把握できないまま共闘することはできない。"と万智音は告げてきます。

帆秋は"共闘できなきゃ指を飛ばすのか？"と凄みだしてきました。 万智音も引くことはなく、"必要とあらば首も飛ばす。"と彼を牽制します。

一方で大輝（ヒロキ）と柚（ゆず）は、先日の事件で天人に喰われてしまった親友の智花（ちか）を弔っていました。

柚は先日の件から天人の洗脳が解けており、今では死にたいして恐怖心を抱いています。 柚はもはや天人に喰われること名誉だとも幸せだとも思っていません。

"自分がもし命を落としたら泣いてくれる？"と尋ねてくる柚に、大輝は口ごもりながらも答えようとします。

しかし直後、背後に不穏な気配を感じた大輝。 叫んだ瞬間には時すでに遅し…柚は見知らぬ男に出刃包丁をで肩を寸断されてしまい…！

大輝にかかる柚の大量の血。

直後鳴り響いたのは校内放送です。 なんと今から24時間の間…この学校は「禊の日」に入るとのこと…！

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要するに「この学校で天人に立てついた輩がいるから、近隣住民の皆さんによって子供たちを粛清する」という話なのだと思います…あまりにも残酷です。 せっかく生き残れたのにこうもあっさり柚が致命傷を負ってしまうなんて考えもしませんでした。肩に深く突き刺さる出刃包丁…あれじゃあ命は…おそらく助からないと思います…。

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