墜落JKと廃人教師・第91話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 花とゆめ23号

2022年11月5日発売の「花とゆめ」23号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」第91話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

スマートに扇言を気遣う灰仁

夏休みが終わりかけています。灰仁は、なずなの弟2人の子守りを押し付けられていました。

とりあえず、子供たちを連れて森林公園へとやってきた灰仁。自分が大の虫嫌いなくせに、なぜか虫取り遊びというミスチョイスをしてしまいます。ちなみに、一馬が道連れとして同行させられていました。

虫が苦手な保護者達は、子供たちがセミをとってきても触れることができません。死んだと思っていたセミが急にジジジジッ！と鳴いて動き出し、驚いた灰仁は“セミファイナルが！”などと親父ギャグをかまして、せめてもの抵抗をするしかありませんでした。

遅れてやってきたのは扇言です。意外にも子供たちは扇言によく懐きます。

ふと、子供を抱っこする扇言の背中に、飛んできたセミがくっついてきました。一馬はそれを見て、悲鳴気味に扇言に知らせようとします。

しかしそれよりも先に、灰仁が実にさりげなく扇言の背中のセミを払ってくれました。扇言は何にも気付かずに、会話を続けています。

一馬はそれを見て、なんとなく敗北感を抱くのでした。

一馬の逆襲

灰仁のスマートすぎる彼氏っぷりを見せつけられた一馬。灰仁には敵わないと敗北感を感じつつも、ラストのほうではちゃっかりと扇言を自分の家に招待します。

ちなみに招待の名目は「なずなの夏休みの宿題の手伝い」なので、一馬と扇言が二人きりになる展開ではなさそうです。ただ、一馬が扇言に片思いをしていることを知っているなずなが、2人に妙な気を遣ってきそうではあります。

あと普通に灰仁が、アポなしで参加してきそうでもありますよね！

灰仁が一馬を呼んだ本当の理由がエモい

子守りの道連れとして一馬を連れてきたはずの灰仁。しかし、実は彼が一馬を呼びつけた理由は他にもありました。

灰仁は、自分が扇言との仲を一馬に暴露したせいで、「一馬と扇言の関係がこじれる」ことを気にしており、フォローしようとしていたのです。

一馬は扇言にとっても数少ない親友の一人です。灰仁はそんな扇言の交友関係にヒビを入れまいと、密かに動いてくれていたんですよね～。

また、灰仁は自分自身が恋敵でありながらも、一馬が何の想いも果たせぬまま扇言と距離をとってしまい未練が残る結果になることも防ごうとしてくれているのかもしれません。

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灰仁のさり気なさが光る名シーンの連発でした！扇言に対する気遣いも、一馬に対するフォローも抜群です！最初は単純に虫が嫌いだから一馬に子守りを手伝わせようとするクズな大人にしか見えませんでしたが、とんでもない話でした。

次回は一馬の家でのお勉強会でしょうか。なずなの宿題を皆で片付けるんですよね。灰仁が乱入してきたら面白いことになりそうです。

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