リリエンの処世術・第24話のネタバレと感想｜ピッコマ

「ピッコマ」に掲載されている「リリエンの処世術」第24話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

"浮気をしても子供を作らないでほしい。"と望むリリエンに、ダミアンは首を横に振りました。政略結婚なのでお互いの存在をある程度尊重するべきだとリリエンは考えていましたが、ダミアンは違うようです。

リリエンとダミアンの結婚には多くの政治的策略が込められています。もしも浮気をして、互いの気持ちが離れるようなことがあってはいけない。そう、理由づけてダミアンは婚前契約書に浮気をしないこと、賭け事をしないことを誓いまいした。

なんだかリリエンが出した条件に対して怒っているかのような態度を取るダミアン。少しの不信感を思わずリリエンは覚えてしまいますが、退室を促されてリリエンはその場を去りました。 パタンとドアの向こうにリリエンが消えると、ダミアンは溜息を吐きます。

ダミアンの手の中には砕けた机の端がありました。 彼女の兄のせいで、久しぶりに会ったリリエンにダミアンは異常なほどの執着心を抱いてしまったのです。もちろんそれが悪い感情だとわかっているダミアンは、必死にその劣情を隠すために机を犠牲にしてしまいます。

殺人鬼と化物は紙一重。ダミアンは自分のことを化物だと思っています。そのため、リリエンには一生その事実を隠さなければいけません。もしもリリエンが真実を知るようなことがあれば、彼女が離れてしまうかもしれないからです。

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戻ったリリエンを迎えたのはアレンでした。どうやらすべて領主には、全てバレているようです。連れて来いと命じられているらしいアレンたちに連れられて、リリエンは領主の元へと向かいます。きっと怒られるんだ。そう覚悟をして部屋に入ると突然、"この結婚をやめにしよう。"と領主である兄に言われました。

突然そんなことを言い出したのは、今度行われる皇室主催のパーティーにリリエンが招待されたからです。差出人は皇帝の寵愛を受ける愛人にして、最側近の策士であるレイチェル・ウッド。前選帝侯を暗殺した黒幕として疑われている人物です。

混乱に乗じて首都の社交界を手に入れたレイチェルが、わざわざリリエンを招待した理由……。それは次がリリエンの番だと示すためです。どうやら気の弱い貴族からリリエンとダミアンの結婚の情報を手に入れたようでした。

リリエンはいまや皇太子を守る同盟を瓦解させるための大事なピース。彼女が死ねば、同盟は崩れ去ります。

小説の最後で皇太子は皇帝になっていました。もし、いま裏切って離婚などして逃げれば、チューリンの家が無事では済みません。レイチェルの思惑を知っても尚、清廉なチューリンでいることを望んだリリエンは胸に手を当てて、逃げることはないと宣言しました。

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ダミアン、すっごくリリエンのこと好きですよね。もうちょっと上手に素直になればいいんですが、そうも行かないみたいです。それにリリエンもどこかまだ小説を読んでいる気分なのか、チューリンとしてのプライドがあるせいなのか……。なかなか上手く行きませんね。 そんな2人の前に現れた強敵、レイチェル。女の策士ほど怖い存在はありません！どんな展開になるのでしょうか？

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