わたしの幸せな結婚・第23話のネタバレと感想｜ガンガンONLINE

「ガンガンONLINE」に掲載されている「わたしの幸せな結婚」第23話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

美世は相変わらず悪夢にうなされる夜を送っており、睡眠不足が続いていました。

しかし夢の中では、いつも誰かが自分を明るい光が差す方へ引っ張り出してくれています。

実は清霞はずっと美世の体調を心配しており、彼女が寝付くまで毎晩その手を優しく握ってくれていたのです。

このことはすでに習慣化してしまっていましたが、清霞はそれで美世が少しでも多く眠れるのなら全く負担ではないと感じています。

美世は清霞と釣り合う淑女になるために、葉月からマナーの勉強を教わっています。 しかしそんな中で、実は葉月には離婚経験があるのだということを思い出す美世。

ある時、美世は葉月に過去の結婚生活について尋ねてみることにしました。
葉月は喜んで美世の質問に答えてくれます。

葉月が結婚をしたのは17歳のとき。
相手は10歳以上も年の離れた男性でしたが、葉月に対してとても優しく、葉月はすぐに彼のことが好きになったと言います。

葉月は、もともと料理が破滅的に不得意でした。
しかしこの結婚は軍と異能家の結びつきを強くするためのいわば政略結婚で、嫁ぎ先には使用人が大勢おり、葉月は料理なんて自分がする機会はほとんどないだろうと考えていました。

しかし子供を産んで暫くして、次第に葉月の料理の下手さを親族が野次るようになっていったと言います。

責められることが辛すぎて、毎日泣くようになった葉月。

夫はそんな葉月を自分の家から解放するために、一方的に離婚を切り出してきたのだそうです。

あんなにも明るい葉月にも、実は壮絶な過去があることを知った美世。
彼女はあの葉月でも結婚がうまくいかなかったのに、自分なんかが清霞と結婚生活を送れるのだろうかと不安を感じるようになります。

しかし美世の中では、たった一つだけ確固たる想いがありました。 それは、これからもずっと清霞の傍に居続けたいという想いです。

その夜、美世は縁側で月夜を眺める清霞に遭遇します。

美世が彼の隣に座ると、清霞は唐突に不満や寂しさがあるなら正直に言ってほしいと言い出してきました。

最近の清霞は夜中も仕事があることがあり、美世と2人で過ごす時間が目に見えて激減してしまっていたのです。

美世は寂しいなんて恐れ多いと感じ、"大丈夫です。"と答えます。

しかし直後、清霞の口から"私は寂しいぞ。"と言われ、その言葉に誘われるかのように美世もつい"本当は寂しい。"という言葉を口にしてしまうのでした。

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

貴族として完璧な人間のように見える葉月や清霞でも、弱みや人間らしい本音がちゃんとあるのだなぁと胸を打たれる回でした。

特に清霞が「美世と二人で過ごす時間が減って寂しい」とありのままの気持ちを正直に伝えているシーンがなんだかぐっときてしまいましたね！

清霞がますますいい男に見えていってしまいます！

わたしの幸せな結婚・第24話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ガンガンONLINE

毎夜続く悪夢と立派な淑女になるための勉強のせいで、ますます体力を消耗していく美世はた...