BEASTARS・第67話のネタバレと感想｜週刊少年チャンピオン

「週刊少年チャンピオン」に掲載されている「BEASTARS」第67話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

以前、告白をしたレゴシから突然呼び出されたジュノ。期待に胸を高鳴らせながら昼休みに端の席に座ると、突然レゴシは"口の中を見せて欲しい。"とジュノに求めました。もちろん、ジュノは嫌がります。ただレゴシは牙について調べていて、そのための資料にしたいだけなのですが、ジュノにとって彼は好きな人。無防備に口を開けたところなど見せたくありません。

それでも好きな人からの頼みは断ることが出来ませんでした。覚悟を決めてジュノが口を開くとレゴシは頬に手を当てて、まじまじと中を覗き込みます。一見オオカミ同士の2人の牙はよく似ていますが、比べてみるとレゴシのほうが少し大きく見えました。
もう今にもキスをしそうな距離にある顔にどぎまぎするジュノを置いて、観察を終えたレゴシはまた部活でと立ち去ってしまいます。

ジュノから離れたレゴシは、1人考え込んでいました。
食殺犯人でわかっているのは歯並びだけ、形の違う牙が並んでいたことからオスであることまでは推理できます。しかし、わかっているのはそれだけでまだ特定には至りません。

それでも今日は、大型動物だけで稽古場の大掃除の日です。レゴシだけが考え込んでいる場合ではありません。明日の小型動物たちがする掃除に向けて、大きな荷物を次々に運び出していきます。その中でふと話に出たのが、肉食獣個体の強さは顎の強さで決まるというもの。

草食動物に腕力が負けることはあっても、顎の力では負けないと肉食獣たちは笑います。肉食獣たちが顎の強さを比べる方法は簡単。胡坐を掻いて向かい合った2人が口に咥えた紐を引っ張り合うという、いわゆる綱引きのようなゲーム。

やってみようとビルに誘われたレゴシは一度断りますが、すぐに参加を承諾します。このままゲームで勝ち進んでいけば、怪力の黒い影、食殺犯人を見つけられると考えたからです。肉食獣たちの中で圧倒的強者であるレゴシ。気を抜かなければ、ビルなど敵ではありません。

しかし第一関門を突破したにも関わらず、レゴシは負けてしまいました。
正直他のみんなもレゴシ自身もビルには負けないと思っていただけに、とても驚いています。 レゴシはおやつに持って来ていたリンゴを齧りますが、リンゴは少し傷がついた程度で以前より明らかに体の力が入らないことに気が付き––––！？

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少しずつ犯人に近付いてきましたね。一体犯人は誰なのでしょうか？
それにしても今回はジュノちゃんが可哀想でならないですね！大好きな人に口の中を見せてなんて言われたら恥ずかしいですし、あんな距離で見られたらキスの一つや二つ期待して当然です。それなのにレゴシは食殺犯人に夢中。うーん、ジュノちゃん、他の男を見つけた方がいいよとアドバイスをしたい気分です。
さて、食殺犯人を捜すレゴシに新たな問題が浮上しました。一体なぜ彼は力を失ってしまったのでしょうか？