君がトクベツ・第38話のネタバレと感想｜別冊マーガット6月号

「別冊マーガレット4月号掲載」に掲載されている「君がトクベツ」第37話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

人気女優のえみかと付き合っているアイドルグループLIKE LEGENDの叶翔は、街行く人が自分のことを"ライクレの黒髪"と噂しているのを聞いていました。アイドルに詳しくない人からすれば、叶翔の印象はそんなものです。ですが、叶翔はそんなポジションを良しとしていました。それはLIKE LEGENDの圧倒的なエース、皇太がいるからです。

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皇太との付き合いは、養成所のクラスが一緒だった頃からです。
ビックマウスで自信家な皇太を、叶翔は苦手に感じていました。そもそも叶翔は、母親が携帯を買ってくれるかわりにオーディションを受けろというから受けただけ。そのためアイドルになんの執着心もありません。ですがそれでも叶翔は、皇太をライバル視していました。

自分の方が絶対上と確信していたにも関わらず、先に研究生になったのは皇太。叶翔は内心皇太のことを気持ち悪い奴だと思っていましたが、研究生に選ばれるだけの実力はあると認め始めます。しかし皇太は、破れたズボンからクマさんパンツが見えて泣いたりと何かと目が離せません。
気が付けば叶翔も研究生になり、皇太とユニットを組むことになりました。

そうして一緒に過ごす内に、叶翔は皇太のすごさを目の当たりにします。どんな仕事にも笑顔で対応し、ファンへのサービスはいつも満点。アイドルとしての実力が桁違いだと分かると、いつしか叶翔は皇太へのライバル心がなくなっていきました。

皇太が活躍すればするほど、後ろ向きになっていく叶翔。それでも皇太は叶翔のことを冷静だとか、落ち着いていると言って尊敬のまなざしを向けてきます。
そんなある日、叶翔はある事実を知ることになりました。それは皇太の母が、重い病気にかかっていること。祖母から急変の連絡を受けた皇太の震える手を、叶翔はぎゅっと握ります。

"強がるなよ！未来の仲間になってやんねーぞ！"
本当は不安なのにそれを隠そうとする皇太に、叶翔は叫びました。その言葉に背中を押された皇太は、母親をドームに連れていくという夢を叶翔と叶えたいと言い出します。

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それから何年も経ち、有名アイドルになれました。ですが、今でも叶翔の中にある皇太を支えたいという思いは変わっていません。二番手だっていいと思いながらも、ちらりと見上げた先にはえみかの映る看板が。

叶翔は、"彼女の一番は俺のもんだけどな！"と心の中で呟くのでした。

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皇太と叶翔はただの幼馴染にしては仲が良いな～というか、なんだかこう分かり合っている感じがしていましたが、こんな過去があったんですね！友達の夢を叶えるために手伝うと決める叶翔もかっこいいですし、あんなに小さい頃からしっかり夢を見て叶えようとする皇太もかっこいいです。これからの活躍が楽しみですね！

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