御社の不倫の件・第10話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ まんが王国

「まんが王国」に掲載されている「御社の不倫の件」第10話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

社内不倫が露呈するも態度を改めない問題社員

営業部にて篠田 加奈（しのだ かな）が課長就任の挨拶をしています。篠田はもともと企画部にいた若輩でしたが、仕事が認められての出世となりました。

しかし、新しい部内には自分よりも年下の社員が多くいて、課長としてやっていくには少しやりにくそうな環境です。

しかもそんな中、部内の佐分利（さぶり）が、同社デザイン課の指原 詩保美（さしはら しほみ）と不倫をしているという噂を聞きつけます。

プライベートでイチャつくだけならまだしも、社内で「打合せ」と称して何度もオフィスから姿を消す佐分利と指原。しかも仕事中にラブホの検索をしている2人に、篠田もさすがに黙っていられなくなります。

課長としてこの状態を見過ごせず、2人を窘めるために呼び出した篠田。しかし佐分利は年下の女である篠田に注意されたことが気に喰わなく、仕事を投げ出してしまいました。

手に負えない問題社員を前に、思わず一人泣き出してしまう篠田でしたが、そんな彼女に救いの手を差し伸べてくれたのは、やはりあの人物で……。

不倫関係の2人が問題社員すぎる

佐分利は35歳の平社員です。対して篠田課長は30歳で5歳も歳が離れています。

年上の部下に対する扱いって非常に難しいところですよね。強く出過ぎると反感を買って仕事がしにくくなってしまうのはどこの会社でも同じことでしょう。

篠田は若い上司として、ありがちな過ちを犯してしまったことになります。篠田の行動は間違ってはいないのですが、年上の部下である佐分利と指原は篠田の指示に従うどころか、逆に反抗的な態度をとってきました。

まるで小学生のような反応です。

特に問題なのは佐分利です。彼は篠田に不倫を遠まわしに注意されたことに腹を立てます。とはいえ、不倫をしているのは他の社員たちも周知の事実。今更言い逃れはできません。

しかし佐分利は“自分たちを注意するなんて、信用がない証拠だ”と言って篠田と共に仕事をすることを拒否します。

どうやら佐分利は、怒って自分の非を誤魔化そうとしている模様。社会人でそれが通じると思っているあたり、佐分利はかなり幼稚な人間のようです。

仕事への実害

佐分利は女性に対して距離の近すぎる性格をしています。そのため他の女性社員にも非常に馴れ馴れしい態度で接しています。

そのことを嫉妬心を抱いているのか、指原は他の女性社員たちに「連絡をしない・無視をする」等の嫌がらせ行為を行っていました。

つまり、2人の不倫はプライベートに止まらず、仕事にもかなりの実害を出しているということになるのです。

そんな現状を見逃しておくことはできない課長の篠田。しかし年下の自分にはいまいち発言力や影響力がなく、途方にくれます。

そんな彼女に救いの手を差し伸べた三枝 玲（さえぐさ れい）。果たして彼女はどのようにしてこの問題児たちを片づけるつもりなのでしょうか。

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佐分利と指原の図太さがすさまじくて逆に清々しいまでの問題社員キャラです。

佐分利と指原の不倫関係は5年にも及ぶのだそう。一時は佐分利の妻に不倫がバレて細々とした関係になったそうですが、最近になって指原の勤務先が佐分利の勤務先に近くなったことで、不倫関係が再熱したのだそうです。

そうまでして一緒になりたいのならいっそ離婚して結婚すればいいものを、と思ってしまいますよね。佐分利は果たして指原のことを本気で愛しているのでしょうか。