アカイリンゴ・第41話,42話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ コミックdays

「コミックdays」に掲載されている「アカイリンゴ」第41話,42話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

五里先生がワンパンでノックアウト

校内は負傷者も出て混乱を極めていました。学生たちはパニックを起こしながら逃げ回ります。

精神的に異常をきたした陰キャの山田は、自分をヒーローと信じて疑わず、他の生徒とは逸脱した行動をとり始めました。ナイフを手にした山田は、保健室で寝ていたナナに服を脱ぐよう命じます。

ナナの窮地を救ったのは番太でした。番太はナナを連れてその場から逃げますが、五里先生に見つかってしまいます。

五里先生は自分は性行為をしてしまったから人生が終わったと呟き続けており、番太をいきなりボコボコにし、ナナを犯そうとしてきました。

水瀬が助けに入りますが、格差があるために五里先生には全く歯が立ちません。水瀬まで五里先生の餌食になりかけます。

しかしそこに現れたのは、青原でした。青原はたった一撃で五里先生を倒してしまいました。

突如、校内放送が流れてきます。どうやら放送委員の富戸が生徒の避難を誘導しているようです。

しかし放送室に、半裸の壇田先生が登場！直後、壇田と富戸の行為の音が放送を通して校内中に響き渡ることに……！？

快楽後の死

富戸は檀田先生によって、おそらく人生初体験を迎えました。しかしその最中、檀田先生によって命を奪われてしまいます。

危険を顧みずに避難誘導を始めた富戸でしたが、正義感というよりも「自分の印象を上げる」ことが目的だったようです。山田同様に、正義のヒーローぶりたかったのかもしれません。

富戸は放送室に向かってくる不審者に対して、通販で買ったメリケンサックで対抗できると浅はかな考えを抱いていたようでしたが、メリケンサックを使う前に檀田先生に息の根を止められてしまいました。

富戸を葬った檀田先生は、放送マイクを使って宇宙美空を屋上に呼び出しました。果たして檀田先生の目的とは一体……？

負傷者続出の展開

檀田先生と五里先生が何度も好意に及んだことは、青原たちには筒抜けのようでした。五里先生はもしかしたら青原の一撃で命を落としてしまっているかもしれません。少なくとも、絵的には確実に顎の骨が粉砕されているでしょう。

ナナを救うために勇猛果敢に現れた番太でしたが、五里先生にボコボコに顔面を殴られて、見るも無残な姿になってしまいました。顔が凹んでいるので、こちらも顔の骨が粉砕されている可能性があります。

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五里先生の異常者っぷりがいい味をだしていました。作者のムラタコウジ先生は、連載が「アカイリンゴ」になってから格段に画力が上がったような気がします。美少女やイケメンといった主要キャラの画力というよりは、モブキャラの個性に関する表現力の豊かさを感じます。