どうしようもない僕とキスしよう・第26話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「どうしようもない僕とキスしよう」のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

翠斗が藍の本心を知る

蘇芳から翠斗に着信。どうやら蘇芳は、藍の本心を翠斗に聞かせる為に、わざと会話内容を聞かせるような電話をかけてきたようです。会話が漏れているとも知らず、藍は電話の向こうで本心を語ってしまいます。それを聞いた翠斗は……。

ずっと片思いだと思っていた姉への恋心。それが実は両想いだと知った翠斗は、気持ちが止まりません。おそらく姉の藍も自分と気持ちは一緒で、体裁を保つために恋心を押し殺しているだけなのだろうと、翠斗は考えます。

友里のリクエストで、渉と友里の結婚祝いを姉弟で選ぶことになった藍と翠斗。悩みに悩んだ末、朝顔の花を贈ることにします。その際に、朝顔はツルの先端の芽を切って花を大きくさせるために守ってやらないといけないという話を聞いた翠斗。その話はまるで、弟の自分を守るために、あえて自分を拒絶する藍と同じように思えてしまい……。

本当は弟が好き

藍は、両親への後ろめたさではなく、翠に過ちを犯させないために、翠と自分との恋を許さなかったのです。本当は藍から拒絶されていたわけではなかったと知った翠斗は、藍と話をしようとしますが、相変わらず愛は翠斗と避けてしまいます。この状況で一番つらいのは、恐らく藍ですよね。本当は翠斗のことが好きなのに、姉として彼を遠ざけなければいけない……切なすぎます。

人肌脱いでくれた蘇芳

蘇芳は翠斗と藍の関係のもどかしさと藍の体調を気遣って、今回、わざと翠斗に間違い電話をかけて藍の本心を聞かせたようです。蘇芳のおかげで、翠斗は姉の藍の本心をようやく理解しました。また、藍が拒食と不眠で倒れた原因が自分にあることを知った翠斗。片思いだと思っていた恋が実はずっと両想いだと知った翠斗は、一歩を踏み出さずにはいられなくなっているでしょう。

弟に道を外させたくない姉

藍が今まで翠斗を拒絶していたのは、自分と親密な関係になることを防ぐためでした。姉と弟の恋愛というタブーを犯させることによって、翠斗の人生を台無しにしたくないと藍はずっと考えていたのでしょう。自分の恋を諦めることによって弟を守っていく……翠斗はそんな藍の健気な愛情に、ようやく気が付いたようです。

翠斗が暴走気味でちょっと不安です。藍も本当は自分のことが好きだった！と浮かれるのはわかりますが、藍がなぜあえて翠斗を拒絶していたのかをちゃんと考えるべきですよね。

とはいえ、蘇芳から与えられたちょっとしたヒントで、藍の本心を知り得てしまうのは、翠斗が超ポジティブな考え方ができるからなのだとも思います。

普通は拒絶されたら、自分も拒絶し返してしまうものですが……翠斗は本当にめげませんね！捻くれていなくて素直すぎるのは、翠斗の長所だとも思います。

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