東郷家へ嫁いだ話・第9巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜コミックシーモア

「コミックシーモア」に掲載されている「東郷家へ嫁いだ話」第9巻のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

文の天与が発動！？

宇津木先生から文を守ろうとする伊泉！宇津木先生は洗脳した琴音に壊紙を使わせて、伊泉と文に炎の攻撃を浴びせようとします！

文は、伊泉と琴音を守りたいと強く念じました。その瞬間、不思議なことが起きて……！？

宇津木先生と伊泉の関係

伊泉は野垂れ時に欠けていた所を宇津木先生に拾われて命を救われた音があり、闇の研究の手助けをしていたようです。しかし、日頃より人の命を奪ってまで行う宇津木先生の研究に対して反感を抱いていた模様。今回はそんな反抗心が、文や琴音を犠牲にしようとしていることで爆発し、裏切りに至ったようです。

文はやはり強力な天与持ち

宇津木先生が文の血を壊紙の材料として狙っていることから、文が希少な天与の所持者であることは確実です。今回、文は琴音たちを助けたいがあまり、強い想いを込めて琴音が放った爆発に手を伸ばします。すると、言葉では説明できないような不思議な現象が巻き起り……。文の天与の正体について気になる方は、ぜひマンガを読んで推察してみてください！

文は天与持ちの自覚がある？

琴音が放った爆発に対して明らかに自分の意思で手を差し伸べていた文。もしかしたら文には、自分の中に隠された天与があることを知っていたのでしょうか？無我夢中で手を伸ばしただけにも見えますが、果たして真相は……？

正治が自分の気持ちを知る

正治は文との婚姻が決定した当初、文自身に対しては何の興味も抱いていませんでした。つい先日までは“現影家の末裔”としての文にしか価値を見出していなかったほどドライな気持ちだったのです。それが今回、文が屋敷から姿を消したという知らせを聞いて、正治は自分が文に対して特別な感情を抱いていることに気が付きます。

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サイコパスな研究を続けて人の命をないがしろにし続けてきた宇津木先生ですが、その悪事は正治たちによって食い止められました。父親が宇津木先生の病院で姿を消したと訴えていた幼い子供たちについてですが、正収たちの働きによってどうやら父親が見つかったようです。無事に再会できればいいのですが……。

壊紙を乱用させられた琴音の容態も気になる所です。また、宇津木先生を信頼して大事な妹を預けていた正治が、自責の念に駆られないかも心配ですね。文がそのあたりをうまくフォローしてくれることを願うばかりです。

文も正治も、次第に自分の心の中に芽吹き始めた恋心に気が付きつつあります。夫婦になってから恋に落ちるなんておかしな話ですが、そこがまた独特で面白さを感じました。