禁忌の子・第19話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「禁忌の子 」第19話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ソフィアがついに入寮

ドミニオン侯爵家のソフィアが女子寮に到着！まわりの女子たちの眼差しは、ソフィアの護衛のラシードへ向けられます。

ラシードはドミニオン騎士団の中でも凄腕と称される男でした。容姿端麗で見るからに屈強そうなラシードは、銀髪に褐色の肌に金色の瞳という珍しい容姿をしています。

しかし、ラシードはその容姿のせいか、騎士団内で差別と虐めを受けているのだそう。そのことを知ったソフィアは……？

ラシードに同情するソフィア

騎士団内で理不尽な差別や虐めを受けているラシード。しかもラシードはその現状を仕方がないことだと受け止めていました。特異な容姿をしている自分が悪いのだと、ラシードには自虐的な考えが根付いていたのです。しかし、ソフィアはそんなラシードを一喝！いわれのない差別を受けることには、きちんと憤りを感じなければいけないと、ラシードを叱ったのです！

疎まれる者同士

ソフィアもまた、一部の人間からは疎まれる存在でした。しかしソフィアはそんな中でも必死にもがいて足掻いて生き抜いてやろうと奮闘している真っ最中です。そのため、似た境遇ですでに諦めモード全開のラシードのことが許せなかったのでしょう。同時に、疎まれる苦しみを知っているために、ラシードにひどく同情してしまったのだと思われます。

ラシードはソフィアに心打たれる

今まで主人や同僚から虐げられることがデフォルトだったラシードにとって、自分のことで声を荒げて怒りを露わにするソファイの存在は奇怪でしかありませんでした。しかし同時に、そんなソフィアの態度や言葉に感銘をうけるラシード。おそらく今後、ラシードはソフィアに忠実な護衛となっていくことでしょう！

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ラシードの髪色は銀髪ですが、光の加減で若干紫色にも見えます。確かになかなか珍しい見た目をしているかもしれません。

それにしても、騎士団内でくだらない虐めや上官からの差別があるなんて、幻滅ものです。ノデシュア皇国の二対の剣と呼ばれるドミニオン騎士団とグレモリー騎士団ですが、ラシードが所属しているのはドミニオン騎士団のほうですね。

なんでも、ラシードにだけ騎士100人切りの特別な訓練が用意されていたのだそうです。嫌がらせのつもりでやった訓練だとは思いますが、ラシードが実際に100人をなぎ倒してしまったので、虐めのはずがラシードの強さを知らしめる場になってしまったようですね。

ラシードの並外れた強さも、上官の機嫌を損ねる要因なのかもしれません。もしそうだとしたら、上官は人の上に立つべき人間ではありませんが……。