月のお気に召すまま・第110話と第111話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜別冊マーガレット 2024年6月号

「別冊マーガレット」2024年6月号に掲載されている「月のお気に召すまま」第110話と第111話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

交際スタートした日花と進堂！だけど日花がネガティブすぎて！？

【110話】日花と進堂先輩が交際スタート！したはいいものの……日花は「どうせいつか別れるかもしれないから浮かれたくない」となんだか被虐的な考え方をしているようで……！？

【111話】後夜祭が始まりました。自分の卒業を、月が予想以上に寂しがっていることを知った歩は、後夜祭を思い切り盛り上げて月の寂しさを吹っ飛ばしてあげようとするのですが……？

交際を秘密にしたい理由

日花は自分たちの交際を周囲には知られたくない様子です。理由は「別れるときに別れにくくなるから」なのだそう。別れる前提で交際しているなんて、おそらく本心ではないのでしょうが、ちょっとよろしくないですよね。そもそも進堂に対して失礼すぎる……。

歩と離れるのがつらい月

歩のことを追いかけ続けていた月。普段は冷静そうな彼ですが、歩に対する思いは誰よりも強いです。歩と楽しい時間を過ごせば過ごすほどに、進学で離ればなれになるのがつらいと話していたのが、全開までのお話でした。この話を立ち聞きしてしまっていた歩でしたが、実は途中から聞いたせいで盛大な勘違いをしてしまったようなのです。

先輩たちと別れるのが寂しい！？

歩は、月が「自分を含めた先輩たちと別れるのが寂しい」から元気がないのだと勘違い！実はその寂しさは、全て歩に向けられている純粋な気持ちであることを、歩は知る由もありません！ここは歩と2人きりの時間を作るべきところなのですが、「皆と離れるのが辛い」と月が悩んでいると勘違いしている歩は、若干空回りぎみなフォローをしてしまい……。

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今回はギャグ要素がかなり薄めで、シリアスな展開が多かったように思えます。歩たちの卒業を間近に控えて月もかなり寂しそうなので、無理はないのかも。

月のことだから、ゆくゆくは歩が受ける大学を当然のように受験するのでしょうね！そうしたら今度は、大学生編が見れたりするのでしょうか。なんだか登場キャラクターが増えそうで楽しそうですよね。

ただ、進学する歩と在学する月の、プチ遠距離っぽいもどかしい様子も見てみたい気がします。普段一緒にいられない分、愛が深まったりしそう。大学生になってどんどん大人びていく歩の姿に、月が劣等感や独占欲を強まらせていったり。

ちなみにコミックスの次の最新第12巻は、2024年6月25日（火）に発売予定です！お見逃しなく！