黒妖の花嫁～忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで～・第2話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「黒妖の花嫁～忌み嫌われた私が冷酷大尉に愛されるまで～」第2話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

政略結婚で名家へ嫁いだ郁だったが……

大和場帝國では知らぬものがいないほどの名家の次期党首・桐島 昴（きりしま すばる）から、何の前触れもなく求婚された郁！

どう考えても政略結婚ですが、これ以上小山内家で義理の母と妹に虐げられて生きていくことに耐えられなくなった郁は、桐島家へ嫁に出ることを決意します。といっても最初から郁に決定権があるわけではありません。

しかし、名家の次期党首として人々から羨望の眼差しを浴びていた桐島 昴が、実は源当主からひどい扱いをうけていることが発覚。郁と昴は家族からの愛情をまともに受けられていないという意外な共通点があり……？

郁は混血種？なぜ夜妖人の言葉がわかる？

どうやら桐島家は郁が母方である糸原家の血筋であることに注目して嫁として迎え入れた様子。郁の容姿から察するに、糸原家は夜妖人と深いかかわりがあることは明らかです。もしかしたら郁は夜怪人と人間の混血かもしれません。だとしたら、郁が夜妖人の言葉を理解できるのも納得できます。

昴も夜妖人なのでは？

桐島家の現当主は、昴のことを「バケモノ」と呼んでいました。そして郁ともお似合いだと話していたのです。もしかしたら郁も昴も夜綾人の血が混じっているのかもしれません。第1話で郁が逃亡を手助けしていた角のついた夜妖人の正体が、実は昴の幼少期だったとしたら……熱い展開です。

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幸薄い少女が幸せを手にしていくストーリーのようですが、それにしては出だしから環境的な不幸が立て続けに起きています。嫁ぐ前は義理の妹と義理の母親、そして実の父親から冷遇され、嫁いだ先でも歓迎されていない郁。

しかし、どうやら夫となった昴は郁とどこか似た環境の中で生きてきた様子。これからこの2人はお互いに共感できる部分が多くあることに気がついて行くでしょう。

政略結婚から始まった2人の関係ですが、案外早く本当の恋愛に発展する兆しがありますね。

この手のストーリーで怖いのは、名家に嫁いだ姉を疎んだ義妹の復讐ですが……果たして義妹と義母は今後どのような形で物語に再登場するのでしょうか。

小山内 郁（こやまうち いく）……物語の主人公だが、義理の妹に虐げられる幸薄い女性。

小山内 華蓮（こやまうち かれん）……郁の腹違いの妹。性根が意地悪で郁を痛めつけることに生き甲斐を感じている。

桐島 昴（きりしま すばる）……名家・桐島家の次期党首。郁に唐突に求婚。

綾小路 英二（あやのこうじ えいじ）……華蓮の婚約者。名家の次期党首。