隣の元カレくん・第34話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「隣の元カレくん」第34話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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本当は寂しかった舞美

稲葉に本心を打ち明けた舞美！本当は両親の不仲がずっと寂しかったという赤裸々な事情を聞いた稲葉は、舞美のために一肌脱いでやることにしました。

しかし、舞美ももう20歳で大人です。両親が今さら仲を取り戻すことなんてできないとわかっていることでしょう。だからこそ今の今まで押し殺し続けてきた本心ですが、もし黒木がこの先稲葉と一緒になり、本当に自分たちと秀俊との接点が消え失せてしまったら……それこそ親子3人で会う機会は永遠に失われてしまうと悟った模様。

舞美は、稲葉が作ってくれた機会を利用して、正直に素直な気持ちを両親に打ち明けてみることにします！果たして子供の本心をようやく聞くことができた秀俊と黒木は……！？

親子仲がうまくいくということは……

稲葉はあれでいて嫉妬深い男です。当初は元夫ポジである秀俊に対して敵対心も対抗心もむき出しでした。そんな稲葉が黒木たちの親子仲や夫婦仲の修復に助力するということは、未だに黒木に未練がある秀俊に付け入る隙を与えることにもなりかねないのですが、稲葉は舞美のためにあえてその危険を犯したのです。その目的は、ひたすらに黒木に対する愛故でした。

稲葉にとって一番大切なことは

稲葉にとって一番大切なものは黒木です。それだけはゆるぎない事実でした。出来る事なら黒木のことを独占したい稲葉ですが、そうすると黒木が大切にしている舞美を悲しませてしまうことにもなりかねません。舞美が悲しむということは、黒木もまた悲しむということ。そのため稲葉は、あえて黒木を親子3人の元に送り出すようなことをしたのです。

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今回一番大人になれていたのは稲葉でした。しかし、稲葉も気持ちをこの境地まで辿り着かせるために様々な葛藤があったことでしょう……。

今後の流れとしては、舞美や黒木や秀俊が家族として共に過ごす時間を作る一方で、黒木と稲葉の恋人同士という関係はそのまま継続するという流れになりそう。なかなか複雑な人間関係になっていきそうですね。

しかし誰にもギクシャクとした雰囲気は一切ありません。すべては稲葉が丸く収めてくれそうな感じ。あとは秀俊が、黒木を稲葉に奪われることに関して気持ちにけじめをつけられれば問題はなさそうですが、ここが一番の鬼門ですよね。