パーフェクトワールド・第50話のネタバレと感想｜Kiss2月号

Kiss2号に掲載されている、パーフェクトワールド・第50話のネタバレと感想です。

養子縁組みを考える2人ですが、どう展開していくのでしょうか。

パーフェクトワールド・第50話のネタバレ

 

「特別養子縁組で家族になることはできると思う。」

という樹の言葉に後押しされ、不安はあるけれども特別養子縁組の仲介団体に相談に向かうことにしたつぐみと樹。

団体の相談員・犬飼にまずは不妊治療断念の末の決断であることを労られ、つぐみは

「話しやすそうな人でよかった…。」

とホッとします。

 

日本では養子縁組の割合が低く、そして法律上の定めに加え団体側からの条件をクリアする必要があります。

生みの親や子供の出生に対する理解や家庭の安定性、子供に対する「真実告知」、夫婦どちらかが一定期間子育てに専念することなどの条件が犬飼から告げられます。

 

犬飼から話を聞いた上で、夫婦で気になっていた養親になるための条件「心身ともに健全であること」について犬飼に相談する樹。

もし脊椎損傷が含まれてしまうのなら、子供を迎える話は自分たちにはなかったことになってしまいます。

 

犬飼は条件は子供を育てる環境に対して健やかさを要求するもので、脊椎損傷がそれを必ず

しも妨げるものではなく、しかも樹のような体でも養子を迎えた前例があることを教えてくれました。

 

自分たちと同じような選択をした人たちがいることに励まされた二人は団体の養親のためのセミナーに参加することを決意します。

子供と生きていくには色々な形があることを理解しながらも、すっかり子供を迎えるつもりになっている二人は微笑みあいながら帰宅しました。

 

そんな中、妊活仲間のアヤから「養子を迎えた」という連絡が届きました。

さっそくアヤに会いにいくと、そこには幸せそうな表情で子供を抱っこしているアヤの姿が。

アヤは運良く早く子供を迎え入れられたこと、そしてこれからこの子を大切に育てていくという決意を二人に語ってくれます。

3人が和やかに談笑していると、赤ちゃんがぐずり始めました。 アヤに練習がてらオムツを変えてみないかと提案されると、樹が

「やらせてほしい。」

と手をあげます。

ぎこちなく子供を抱き上げる樹。

しかし、高さのあるテーブルを使えば自分でも子供の世話は出来ることを確認している樹に、工夫次第で育児に参加することができるという樹しっかりとした考えをみてとり、感心するつぐみなのでした。

 

一方で、職場に養子を迎える可能性があることをどのように告げるか悩んでいたつぐみに持ち込まれたのは、ずっと願ってきたキャリアアップの誘いで…？

パーフェクトワールド・第50話の感想

良いことも悪いことも、何というか人生山あり谷ありと感じます。 キャリアアップか、子供か。

ひとつしか選べないわけではないのですが、どうしたってキャパオーバーになるような気がします。

普遍的ですが、難しい問題ですよね。

また、養子を迎えることの（急な育休に入ってしまうなど）職場との関係について考えさせられました。

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