恋と心臓・第92話のネタバレと感想｜マンガPark

漫画Parkに掲載されている「恋と心臓」第92話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

恋と心臓・第92話のネタバレ

険悪なムードで文化祭の作業を勧める冬弥と春馬。 あいかわらず冬弥は春馬に敵意むき出しです…！

機嫌が悪いね、と冬弥に話しかける春馬。 羊は自分たちが仲良くすることを望んでいるのに残念だと言い始めます。

むすっとした表情の冬弥は、羊の頼み事なら何でも聞くのか？と春馬に質問。

春馬はこれに、羊が悲しまないためならばもちろんだと応えます。 嘘でもいいから羊のために仲良くしてほしい…そう話す春馬ですが…。

冬弥はこれを真っ向から否定します。 羊のためだと言うならば、嘘をついて仲の良いフリをするよりも、信用できないと正直で居続けるほうが羊のためになると思っていると春馬を睨み付けました。

なるほど…最もな意見ですね！

しかし春馬は、羊への告白を“冗談だった”とはぐらかした冬弥にそんなことを言われたくないなと痛いところをついてきます。

これには冬弥も言い返せない様子です…。

春馬は最後に、自分の中の良心を犠牲にしてでもつくべき嘘もあるんだと言って去っていきます。

 

残された冬弥は、一層むすっとしてしまいました。

なんでもできて人当りもいいあの春馬が実は悪いやつだと聞いたところで、信じるものなど誰もいないでしょう。

冬弥は考えます。 もしかしたら自分は、羊が心配だといいつつも、単純に春馬がうらやましいだけなのでは…？と…。

 

そんな折、羊たちが差し入れを持ってやってきてくれました。

羊は春馬にジュースを渡しながら、そろそろ帰れる？と聞いています。

春馬はそんな羊に腕を掴んで人影へ引っ張りこみ、唐突にキス―――。

慌てる羊。 外でするのは嫌だって言ったでしょ！と春馬を軽く注意します。

春馬は謝りながら羊を抱き締めました。 少し疲れちゃったみたいだからもう少しこのままでいさせてほしいと言い出します。

羊にはなんだか春馬が落ち込んでいるように見えました。

春馬は自分のことを何も語らないため、わからないことだらけですが…それでも羊にとって大切な人であることに変わりはありません。

それは、春馬はもちろん、冬弥や早和子も同じこと。 大切な人たちがこの先少しでもいい方向へ進めばいい…羊はそんなことを考えながら、春馬と抱き合っています。

抱きあう二人の姿を、階段から見ていた人物が一人…。 それは、いたたまれない表情をする、冬弥でした―――。

 

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恋と心臓・第92話の感想

冬弥のジレンマがものすごいですね～。 確かに冬弥の中には、単純に春馬が怪しいやつだからというよりも…内心春馬が羨ましいという感情もあるでしょうね。 でもその妬みの正体は羊を盗られてしまったという嫉妬だと思いますけど！ 本人はその感情に気が付いているのでしょうか？

時には自分の良心を犠牲にしてでも嘘をつかなきゃいけない…という春馬の台詞が…なんだかひっかかりますねー！ なんか核心に掠っているような一言です！ 春馬は自分の心に反して何らかの嘘をついているってことですよね。 たぶんそれは羊に対してでしょうが。

冬弥には皆まで語らなかったので、冬弥には何のことかまったく分かっていない様子でした。